こんにちは!あおぺこです。
本日は、シフォンケーキにおすすめしたい油を中心にオリーブオイルを使用したシフォンケーキのレシピについてお伝えします!
一般的にシフォンケーキは「サラダ油」で作ることが多いです。
しかし、「オリーブオイル」でも作ることができるの。。?
また、シフォンケーキにはどんな油がおすすめなの。。?
詳しく見ていきましょう!
- シフォンケーキにオリーブオイルを使用したい人
- シフォンケーキにおすすめの油を知りたい人
- 使用する「油」にこだわりたい人
様々な味のシフォンケーキを作りたい人はこちらを参考にしてみてください!!
シフォンケーキに配合する「油」はどれがいいの?
オリーブオイルでシフォンケーキは作れるの?
シフォンケーキを作る上で、どの油を使用しても問題はありません!
つまり、「オリーブオイル」でシフォンケーキは作れます!
「サラダ油」、「米油」、「オリーブオイル」など、どの油を使用しても生地の立ち上がりや風味に影響は大きくありません。
よって、自宅にある油を使用していただいて問題ないのです。
ここからは使用する『油』について、こだわりたい人におすすめしたい内容です。
オリーブオイル 匂いは気にならない?
どの油を使用しても焼成するので匂いは飛んでしまいます。
→よって、オリーブオイルを使用しても匂いは気になりません!!
栄養価やカロリーが気になる人におすすめの「油」は?
栄養価やカロリーを気にする人は、
「オリーブオイル」
「ごま油」をおすすめします!!
オリーブオイルをおすすめする理由
ポリフェノールやビタミンがとれるので健康に良いためです。
おすすめしたい「オリーブオイル」はこちら!!
『スペインのアルベキーナ種』のオリーブオイルです。
特徴:
- 突き抜けるような独特な香りとほどよい苦みがある
- 焼き菓子やパンと相性がよい
オリーブオイルの代わりにごま油でも代用できる?
「ごま油」でもシフォンケーキをつくることはできます!!
ごま油をおすすめする理由
コレステロールゼロで、ビタミンEを豊富に含むヘルシーオイルであるためです。
おすすめしたい「ごま油」はこちら!!
『マルホン 太白ごま油』です。
特徴:
- クセがなく、さらりと軽い
- 透明で香りのしないタイプ
- お菓子作りやドレッシングと相性がよい
「アマニ油」はシフォンケーキに向いていない⁈
『アマニ油』はオメガ3脂肪酸を含んでいるため、身体に良いイメージがありますが、シフォンケーキに使用するのはおすすめできません。
その理由:アマニ油は、熱や光に弱く、酸化しやすいのが特徴だからです。
よって、焼成工程があるシフォンケーキには使用しても効果が期待できません。
オメガ3脂肪酸の効果とは?
アレルギー症状など炎症を抑える働き、動脈硬化・血栓の予防、血圧を下げる効果があります。
オメガ3脂肪酸を含む食品とは?
脂肪が多い魚(サケ、マグロ、マス、サンマ、ブリなど)や甲殻類(カニ、ムール貝、カキなど)などです。
→「アマニ油」は、魚よりも効率的にオメガ3系脂肪酸が摂れます。
おすすめしたい「アマニ油」はこちら!!
『オメガニュートリション社の亜麻仁油』です。
特徴:
- 香りや味に抵抗がない
- そのまま飲めるほどにさらりとした口当たりと後味
- どんな食材との相性も抜群がよい
- 有機JAS認定のオーガニック商品
簡単に本格的なシフォンケーキにする方法とは?
プレーン生地であっても風味付けをしたい人は、「レモンのオリーブオイル」をおすすめします!!
「レモンのオリーブオイル」をおすすめする理由
シフォンケーキの風味にほんのりレモンの香りがつくのでワンランク上の味に変わります。
おすすめしたい「レモンのオリーブオイル」はこちら!!
特徴:
- しっかりとレモンの風味を味わうことができる
→風味を後付けするのではなく、オリーブを搾る時にレモンも一緒に搾るため
「オリーブ」を使用したお菓子レシピを参考にしたい人は以下を参考にしてください!!
材料(シフォンケーキ)
材料(シフォン型 17cm)
材料(シフォン型×17cm)
全体の生地
- 卵黄:卵4個分
- グラニュー糖:30g
- 牛乳:70g
- オリーブオイル:30g
メレンゲ
- 卵白:卵4個分
- グラニュー糖:40g
- 塩:3g
- 薄力粉:70g
作り方
工程とポイント
①材料を準備する
- 卵を割るときに卵黄と卵白は分けてボウルに入れましょう!!
- 卵黄は大きめのボウルにいれましょう!
→卵黄を入れたボウルの中で生地を混ぜるためです。 - 卵白は底の深いボウルにいれましょう!
→メレンゲを作るので、底が浅いボウルだとメレンゲが周りに飛び散ってしまいます。
②メレンゲを作る
卵白、グラニュー糖、塩でメレンゲを作ります。
ボウルに入った卵白4個をホイッパーでよくほぐしてください。
グラニュー糖40gの中からひとつまみと塩を入れてホイッパーでよく混ぜます。
ハンドミキサーに変えて、ややツノが立つまで泡立ててください。
写真のようにハンドミキサーの羽にメレンゲがつく状態になれば大丈夫です。
ツノが立つとは?
メレンゲを泡立てたとき、泡立て器の羽を持ち上げると、羽にメレンゲがからまって「ピン」と立ち上がり、そのままくずれない状態のことを言います。
少し角がたったら、残りのグラニュー糖を3回にわけていれます。
グラニュー糖を入れる毎にハンドミキサーで混ぜてください。
写真のようにしっかりツノが立ち、「艶」が出ればきれいなメレンゲの完成です。
「メレンゲのよい状態」について詳しく知りたい人は以下を参考にしてみてください!
③卵黄とグラニュー糖を混ぜる
卵黄4個をよくほぐします。
ホイッパーでよくほぐします。
そこにグラニュー糖を一度に加えます。
グラニュー糖が均一になるように混合します。
ハンドミキサー(低速)で写真のように全体が白っぽくなるまで泡立てます。
④牛乳、オリーブオイルを入れる
人肌に温めた牛乳にオリーブオイルを加えます。
冷えた牛乳は使用しないで!!
→30℃~40℃程度(人肌の温度)にしてください。
理由
牛乳が冷たいと油や卵が冷えてしまい、乳化しにくくなります。
乳化がうまくできていないと、ふんわりとした生地になりにくく、焼き縮みしてしまう可能性があります。
温めた牛乳を使用することで、卵が乳化しやすい温度(30℃~35℃)になり、牛乳やオリーブオイルと乳化することで「しっとり、ふわふわとした生地」に焼き上がります。
乳化が上手くできていないとパサついた仕上がりになってしまいます。
しかし、熱ければよいというわけではありません!!
熱すぎてしまうと、卵黄が煮えてしまうので少なくとも50℃以下にしてください。
*卵黄は65℃で凝固しはじめます。
全体を軽く混ぜます。
③の生地にゆっくり牛乳+オリーブオイルを入れます。
しっかり混合してください。
写真のように少し白っぽくなるまで混合しましょう。
⑤メレンゲを④の生地に加える
メレンゲの表面が乾いているときは、一度全体を混ぜて均一にしましょう!
なめらかなメレンゲに戻ります。
メレンゲ1/2を④の生地に入れます。
ホイッパーでよく混ぜます。
⑥ふるいにかけた薄力粉を加える
ふるいでふるった薄力粉を一度に加えます。
ホイッパーでよく混ぜます。
⑦残りのメレンゲを分けて加える
残りのメレンゲを分けて加え、全体を優しく混ぜます。
混ぜすぎ注意!!
混ぜすぎるとメレンゲの気泡を潰してしまい、立ち上がりが悪くなるので注意してください。
→混ぜすぎないようにするためにメレンゲを散らして入れます。
メレンゲの部分が見えなくなるまで軽く混合します。
170℃に余熱を開始します。
→型に流し入れてすぐに焼成を始めるためです。
⑧型に流し入れる
生地が流れ落ちるのを待つ前に「ゴムベラ」でどんどん流し入れましょう!
→もたもたしているうちにメレンゲの気泡が潰れてしまいます。
ボウルの淵に生地がたくさん触れないように流し入れましょう!
→気泡が潰れるのを防ぐためです。
⑨型の淵に生地をつける
ゴムベラで表面の生地を型の淵につけます。
型の淵に生地をつけることで、焼成後の生地の高さが均一になります。
おすすめしたい「アルミ製のシフォン型」
特徴:熱伝導性が高いので短時間で生地が立ち上がります。
→短時間で焼成を行えるため、水分が飛ばずしっとりとした仕上がりになります。
*焼きすぎると表面が固く、中心部分と食感の差が生じます。
メリット:シフォン本来のふわふわ感をより引き出します。
⑩焼成する(170℃×25分~)
天板にのせます。
オーブンの予熱ができ次第、170℃×25分~焼成します。
焼成完了の目安
表面を手で触り、「弾力」があれば焼成完了です。
弾力がなかったら、3分ほど焼成時間を追加してください。
紙型で作る場合、焼成時間はアルミ型の焼成時間+5分が目安です。
→今回の場合は170℃×30分にしてください。
*熱伝導性の違いです。
焼成が終わったら型を逆さにして粗熱をとります。
逆さにする理由
全体のキメを整えるためです!!
→シフォンは気泡力で立ち上がるため、焼き上がりは上部にたくさんの空気が集まっています。そのため、型を逆さにすることで全体のキメを整え均一にします。
⑪翌日に型から外す場合
型全体にサランラップをつけておきましょう!
→乾燥を防ぐためです。
⑫型から外す
しっかり冷えたら、型の周りを「シフォンナイフ」を使って型から外します。
焼き上がり2~3時間おけば型から外せます。
シフォンナイフを使用するメリット
せっかくきれいにシフォンケーキができても、型から外すときに失敗してしまうと悲しいですよね。
そこで、型からきれいに外したい人におすすめするのは「シフォンナイフ」です。
シフォンナイフとは?
シフォンナイフは刃が薄いため型とケーキの隙間にスムーズに入ります。
適度にしなる素材を使用しており、ケーキの形を崩すこともありません。
耐熱温度が180度までの優れた素材が使用されているため普段使いにも使用できます。
おすすめしたい「シフォンナイフ」
商品名:シフォンナイフ【浅井商店オリジナル】 シフォンケーキ パレットナイフ
型から外す方法
- 型の側面に刃を細かく入れてそぎ落とします
- 型の中心部分も同じように刃を細かく入れます
- 型を逆さにし底面も刃を入れます
- ゆっくり中心部分の型を外します
シフォンケーキ 日持ちについて
保存方法
冷蔵保存
シフォンケーキは基本、直射日光の当たらない場所に置けば常温で大丈夫です。
しかし、夏場の暑い時期や冷たくして食べたい場合は冷蔵保存してください。
常温、冷蔵で約1週間程度もちます。
すぐに食べない場合は、冷凍保存しても大丈夫です。
シフォンケーキを3等分などにカットしてラップで包み、ジップロックに入れると臭いもつかずよいでしょう。
切らずに冷凍しても構いませんが、冷凍庫がいっぱいになるので食べやすい大きさにカットすることをおすすめします。
冷凍保存
約1ヵ月程度もちます。
解凍方法は、レンジアップするだけで「ふわふわ」な状態に戻るので作り置きも可能です!!
まとめ
オリーブオイルでもシフォンケーキを作ることはできます。
オリーブオイルは様々な種類があるので、栄養価やカロリーを気にする人は『スペインのアルベキーナ種のオリーブオイル』や『マルホン 太白ごま油』を使用してシフォンケーキを作ってみてください。
また、シフォンケーキ以外にもオリーブオイルを使用するレシピは多いので料理やお菓子にも使用してみてください。
- サラダ油と同じ用途で使用できる
- 栄養価を気にする人にぴったりなケーキである
- レモンのオリーブオイルを使用することで高級感のある味に仕上がる
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