こんにちは!あおぺこです。
今回は、「タルトケーキの土台となるタルト生地を簡単に作る方法」を伝授します!!
タルトって作るのに少し面倒なイメージや難しいといった印象があるかもしれません。。
しかし、今回お伝えするレシピは「フードプロセッサー」を使用することで、簡単に短時間でサクサクタルト生地を作る方法です。
一度タルト生地の作り方を覚えてしまえば、様々な種類のタルトケーキに挑戦できます。
ぜひ、試してみてください!!
- タルト生地の作り方を習得したい人
- 失敗せずにタルト生地を作りたい人
- 簡単にタルト生地を作りたい人
目次
タルトとは?
タルト 由来
『タルト』とは?
「パートシュクレ」と呼ばれるタルト生地を使ったお菓子のことを指します。
『パートシュクレ』とは?
フランス語で「甘い生地」を意味します。
つまり、「パートシュクレ」の上に具材(フルーツなど)をのせた焼き菓子を、総称して「タルト」と呼びます。
『タルト』という名称はフランス語です。
語源は、古代ローマ時代に呼ばれていた、ラテン語で丸い皿状のお菓子という意味の「torta(トールタ)」からきています。
その後「トールタ」→「タルト」に変化していったと言われています。
材料
材料(タルト型底抜き16cmまたはセルクル丸型15cm)×1台分
タルト生地
- 無塩バター:40g
- 粉糖:25g
- 全卵:10g
- 薄力粉:70g
- 塩:少々
タルト型底抜きとは?
『タルト型底抜き』とは?
タルトやパイなどは生地がくずれやすいので底が取れるタイプがオススメです。
高さが低いので、表面にフルーツを並べるタルトに向いています。
また、側面がひだになっていているのでタルト専門の型として使用します。
セルクル丸型とは?
『セルクル型』とは?
ムースを固めたり生地を焼いたり様々なケーキやお菓子に使用する型です。
側面はシンプルな丸型なので、作りたいタルトの種類によって選択しましょう!
作り方
工程とポイント
今回は「フードプロセッサー」を使った時短・簡単レシピです。
事前準備
- バターは1cm角にカットし、冷蔵庫で冷やしておいてください。
- 全卵はあらかじめ溶いておきましょう。
①材料を準備する
バターはあらかじめ1cm角にカットして冷やしておいてください。
また、今回は「セルクル型」で作りました。
②粉類を合わせる
フードプロセッサーに「粉糖、塩、薄力粉」を全て入れて、一度回しておきましょう。
粉類を均一にするためです。
一度回しておくと、写真のように粉類がきれいに混ざります。
③バターを混合する
次に1cm角にカットし、冷やしておいたバターを入れます。
「米粒大」くらい(さらさらの状態)までまわします。約30秒くらいです。
写真のようにさらさらな状態になれば大丈夫です。
④全卵を加える
溶いた全卵を入れてさらに30秒~40秒まわし、塊状にします。
まわしはじめは、米粒状になります。
30秒~40秒ほどまわすと、写真のような塊になってきます。
写真のような塊状の部分ができてきたら、ラップにあけます。
⑤一塊にする
ラップに生地を出して、粉っぽい部分があればラップの中で練り合わせます。
粉の部分が無くなったら、1cm程度の厚さにして冷蔵庫で30分以上冷やします。
すぐにタルトを焼かないときには、「冷凍庫」で1ヵ月程度保存できます。
⑥生地を揉みなおす
冷やした生地を冷蔵庫から取り出します。
生地を冷蔵庫で休ませる理由は?
手の熱により生地がべたつくので、冷やして生地を扱いやすくするためです。
ドレッチにて1cm角の大きさにカットします。
生地をバラバラにします。
生地をひとまとめにします。
揉みなおします。
揉みなおしの注意点
- 硬い部分がないこと
- 生地の柔らかさが均一になっていること
はじめは冷えているので、生地が硬く感じますが次第に柔らかくなります。
生地に艶が出てきたら、棒状にします。
写真のような形状で大丈夫です。
揉みなおしを行う理由
生地が重なるので(層になる)、「サクサク感」が増してより一層おいしくなります。
⑦生地を伸ばす
ラップに生地を挟み、麵棒で伸ばします。
麺棒ってなに?
クッキーやパンなどの生地を均等な厚さに伸ばすための道具です。
棒状にしてから麺棒で伸ばしましょう!!
→型抜きや側面の生地をカットするのが簡単になります。
中心から上下に伸ばすと生地が均一になります。
厚さ3mmほどになるまで伸ばします。
ある程度生地を伸ばしたら、ラップをはがしながら伸ばしましょう!
→ラップをはがす作業をすることで生地にしわができるのを防ぎます。
⑧型を抜く
セルクル型に抜きます。
タルトにするので、「底生地」は抜かないようにしましょう!
⑨側面に生地をつける
セルクル型の高さに合わせて包丁で生地をカットします。
つなぎ目は少し生地が重なるようにしましょう。
内側部分は中にデコレーションをして見えなくなるのでそれほど気にしなくて大丈夫です。
⑩タルトストーンを底に敷く
クッキングペーパーをタルト生地の底に入れます。
クッキングペーパーの上にタルトストーンを型1/2程度まで敷きこみます。
*タルトストーン(金属の重し)がたくさんない場合は1/3でも構いません。
タルトストーンの役割
タルトストーンの重しによって、焼成中生地の底浮きを抑えます。
⑪焼成する
オーブンはあらかじめ170℃に余熱をしておきます。
170℃×10分焼成します。
一度取り出して、タルトストーン、クッキングペーパーを外します。
*火傷には十分に注意してください。
次に170℃×7分焼成します。
タルトストーンを取る理由
タルトストーンを外さないと、底生地が生焼けになってしまいます。
焼き上がりポイント
サブレ生地の淵と底がきつね色になっていたら焼き上がりの目安です。
裏面がメッシュ模様になる理由
『シルパン』と呼ばれるシートを使用しているためです。
シルパンを使用するメリット
シルパンを使って焼くと網目状の加工により、余分な油脂や水分が抜けるためサクサクとした状態に焼き上がります。
また、クッキーの裏側は平で均一に熱が伝わるため、美しい焼き上がりのクッキーになります。
日持ちについて
常温保存
完成したら、タルトが湿気ないように缶やタッパーで保管しましょう!
焼成してから約1週間ほどもちます。
*デコレーションしない場合です。
冷凍保存
焼成した後、「冷凍保存」もできます。
→1ヵ月程度もちます。
冷凍方法
- タルトは完全に粗熱が取る
- ラップで覆う
- ジブロックに入れる
- 冷蔵庫で保存する
*割れないように注意してください。
まとめ
今回ご紹介したレシピは、「フードプロセッサーで作る簡単サクサクタルト」の作り方をお伝えしました。
タルトの作り方を知っておくと、様々なタルトを作ることができます。
また、型の種類によっても風味や食感が異なるのでぜひ試してみてください。
次回は、フードプロセッサーを使わずに手で作る本格的タルトの作り方をお伝えします。
- 自宅でもおいしいタルトが作れる
- 味のバリエーションが増える
- クッキーの作り方の学べる
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