こんにちは!あおぺこです。
本日は、
『ガトーショコラのおいしさの違いについて徹底解説します』
一緒に『ガトーショコラのおいしい見分け方』についても紹介するので参考にしてみてください!!
ガトーショコラと聞くと、チョコの濃厚な味わいとしっとりとした食感が口に広がるイメージを想像されるかもしれません。
しかし、ガトーショコラと言ってもお店によって、様々です。
見た目以上に軽い仕上がりで食べやすかったり、
一方、ずっしりと重くチョコの味わいをしっかりと感じられるものであったり、
好みは人それぞれですが、自分で作る場合、どんな点にこだわると好みの仕上がりに近づけるのか知っておくだけで、数多くのレシピの中から選択し易くなります。
また、それは見た目にも影響がでるので『おいしい=好みの』ガトーショコラを見極める方法にもなります。
ぜひ、参考にしてみてください♪
では、早速見ていきましょう!!
- ガトーショコラのおいしい見分け方を知りたい人
- ガトーショコラの失敗の原因を知りたい人
- ガトーショコラをおいしく作る方法について知りたい人
目次
ガトーショコラとは?
ガトーショコラとチョコレートケーキの違いは?
ガトーショコラとは?
「ガトー」に注目!
ガトーとは、フランス語で焼き菓子の総称を表します。
おもな原料として小麦粉や砂糖、バターなどが使われるのが特徴です。
よって、ガトーショコラはチョコレートを生地に練りこんで焼いたケーキのことをさします。
チョコレートケーキとは?
チョコレートケーキはチョコレートを使用したケーキの総称です。
よって、世界各国にあり、その数は豊富なのです。
例えば、
- ブラウニー
- ガトーショコラ
- ビュッシュ・ド・ノエルなど
様々なチョコレートケーキが存在します。
日本のチョコレートケーキは?
ガトー・クラシック・オ・ショコラが定番です。
ガトーショコラと言うと、フランス語ではチョコレートのケーキという意味になりますが、日本では定番のチョコレートケーキを指します。
ガトー・クラシック・オ・ショコラとは?
主な材料
- バター
- 卵
- とかしたチョコレート
- 小麦粉や生クリーム
- ココアパウダーなど
作り方
オーブンで焼いて作る素朴でシンプルなチョコレートケーキです。
丸い型で焼いて粉糖を振りかけ、切り分けてホイップクリームを添えることもあります。
ガトーショコラはフランス有名なケーキ
パティスリーやカフェ、パン屋から高級レストランに至るまで様々な場所で見かける定番のお菓子です。
しかし、ガトー・クラシック・オ・ショコラは日本に入ってきてから独自の進化を遂げ、レストランやカフェ、洋菓子店のほか、家庭でも簡単に作れるレシピとして日本で広く愛されているチョコレートケーキの1つとなっています。
meijiHPより参照
ガトーショコラ 材料のなぜ?
チョコレートの選び方は?
ガトーショコラ材料の中で一番大事なのは『チョコレート』です。
それは、ガトーショコラには大量のチョコレートを使用します。
よって、チョコレートの種類によって風味が大きく変わります。
ここでは、どんなチョコレートを選ぶべきなのかお伝えします。
オススメしたいcottaのチョコレートを紹介します。
チョコレートの種類
『ベルギー産チョコ ハイカカオ72』
→ハイカカオのイメージは「とにかく苦い」ですが、このベルギー産チョコレートは苦みが全くなく、ハイカカオが苦手な方にもおすすめです。
1番ねっとりとした口溶けで、後味にはスッキリとした酸味を感じることができます。
『ベルギー産チョコレート カカオ58』
→甘さと苦味のバランスがとても良いカカオ分58%のチョコレート。1番食べ慣れた甘さのバランスです。
『ベルギー産チョコレート ミルク34』
→カカオ分34%のミルクチョコレート。苦味はなく、ミルク感がかなり強めです。
『大東カカオ クーベルチョコレート スイート』
→ カカオ分51%と程よいビター感と甘さのバランスが優れています。
チョコレートの中でも『スイートチョコレート』がおすすめです!!
理由:ビター感と甘さのバランスがとても良いのでケーキに使用すると味に濃淡が生まれ、おいしいです。
おすすめの『スイートチョコレート』はこちら!!
- 焼き菓子に溶かして加えると濃厚でコクのある味わいに
- 溶かしてコーティングしたらパリっとした食感と可愛さUP
- 生クリームと合わせてとろけるトリュフも美味しい
バターなしでも作れるの?
バターなしのガトーショコラ特徴
- 軽い仕上がり
- 濃厚感がない
- 味や食感に濃淡がない
はじめにお伝えした通り、『ガトーショコラ』の『ガトー』は焼き菓子の意味です。
よって、ガトーショコラはチョコレートを生地に練りこんで焼いたケーキのことをさします。
そのため、バターが入っていないふんわりとしたチョコレートスポンジのようなケーキもガトーショコラと言えるのです。
ガトーショコラはバターなしでも作れるがスポンジのようなふんわりと軽い仕上がりになります。
ガトーショコラを作ってみたいけれど、作るのが難しそう。。
と、思った人はコチラもおすすめです。
『チョコレートの濃厚なお菓子!絶品ブラウニー』
ガトーショコラ 作り方のなぜ?
ガトーショコラ ひび割れの原因は?
ひび割れの原因は?
メレンゲの混ぜ合わせとチョコレートの配合量(重み)がひび割れに影響します。
泡立てたメレンゲによって焼成後生地がふくらみます。
その後、チョコレートの重みによって立ち上がって生地がしぼみます。
その際にひび割れができます。
チョコレートの重みは、チョコレートの濃度が高いといったイメージです。
ひび割れているガトーショコラ
→チョコレートの濃度が高いので、濃厚かつ高級
ひび割れていないガトーショコラ
→チョコレートの濃度が低いので、メレンゲで立ち上げた軽い口あたり
個人的には濃厚なガトーショコラが好きなので、ガトーショコラを選ぶ際は表面が割れているガトーショコラにします。
ガトーショコラ 分離を防ぐ方法は?
ガトーショコラが分離してしまう原因
考えられること
- チョコレートが完全に溶けていない
- チョコレート、生クリーム、牛乳の温度差が大きい
①チョコレートが完全に溶けていない
チョコレート構成する原料は?
例)スイートチョコレート
→別名:ダークチョコレート
カカオ分が高くなれば、糖分が少なくなり苦味が増します。
- 成分:カカオマス、カカオバター、砂糖、レシチン、香料
- カカオ分:55~80%くらいのものが一般的
- 溶解温度:50~55℃
- 冷却温度:27~29℃
- 保温温度:31~32℃
チョコレートは様々な原料からできていま。
よって、濃度の高いものから溶けだします。
そのため、溶け残りがあると、次に混ぜる原料と混ざりにくくなり、分離してしまう原因になります。
チョコレートは湯せんなどで完全に溶かしてから使用しましょう!
②チョコレート、生クリーム、牛乳の温度差がある
下記の方法で混合すると分離しにくいです
- 湯せんにて完全にチョコレートを溶かす
- 60℃程度に温めた牛乳や生クリームを投入する
- 入れて3秒ほど置いてからかき混ぜる
チョコレートは高温で加熱すると分離してしまいます。
よって、レシピなどには直火ではなく湯煎で加熱する記載があります。
理由
- 構造的に粘度が高いチョコレートは、鍋に入れてそのまま溶かしてしまうと局所的に温度が上がり、焦げてしまいます。
- 高い熱を入れるとチョコレートの結晶構造が崩壊し、油脂であるカカオバターと水溶成分が分離を起こします。
これは、高い温度の湯煎で一気にチョコレートを溶かした場合も同じ現象が起きやすくなるため、ゆっくりと加熱し溶かしましょう。
一般的にミルク・ホワイトチョコレートはスイートチョコレートよりも低い温度で溶かします。
理由
溶解温度は、各チョコレートの油脂分の量や種類によって異なります。
ミルク・ホワイトチョコレートを高い温度で溶かした場合、乳成分が高いのでもろもろとした状態になってしまうことがあります。
この状態は元にもどりません。
チョコレートを溶かすときどうして水が入らないようにするの?
器具に水分が残っていたり湯せんの水が入ってしまったりすると、
チョコレートはボロボロに固まって、どれだけ熱を入れても溶けなくなります。
理由
水がチョコレート中のカカオバターの油脂と反発するためです。
カカオバターと反発した水は吸水性の高い砂糖に吸収されて強く結び付けられ、かたまりになってしまいます。
ガトーショコラ メレンゲの状態は?
ガトーショコラを作る場合
メレンゲはやや緩い状態がベストです。
緩いとは?
完全にメレンゲを立てすぎないということです!!
メレンゲを立てすぎない理由は?
焼成前混合時:生地とメレンゲを合わせるときに混ざりやすい
焼成後の生地:パサパサにならない
メレンゲを作るときはグラニュー糖を2~3回に分けて投入します。
*メレンゲを作る量によっても異なります。
その際、1回目のグラニュー糖を投入して、少し立ち上がったらすぐに2回目のグラニュー糖を投入してください。
そして、ややメレンゲが立ち上がったら最後のグラニュー糖もすぐに投入してください。
→グラニュー糖を入れるタイミングを早めることで卵白の気泡が泡立ちすぎる前にグラニュー糖と混ざりあい、『艶』のある状態の良いメレンゲになります。
『メレンゲを立てるコツ』について詳しい内容はこちらを参考にしてください!!
メレンゲを立てすぎてしまったときの対処法
- メレンゲを生地と合わせるときにメレンゲの部分が無くなるまでしっかりと混合してください。
- 焼き上がりのガトーショコラにシロップや洋酒をうってください。
→生地がしっとりになります。
ガトーショコラ 焼き時間は?
焼成温度・時間を変えることで表面を焼きすぎず、表面部分と中心部分の食感の違いを出すことができます。
焼成時間が長い焼き菓子は?
- はじめに高温で一気に生地を立ち上げます
- 次に温度を下げて骨格をしっかり形成するために長時間焼きます
長時間焼く理由は?
- 中心部分まで火を通すためです。
温度を下げる理由は?
- 表面が焦げないようにするためです。
- 表面がパサパサにならないようにするためです。
ガトーショコラ 型のなぜ?
パウンド型、丸形どちらでもおいしいガトーショコラは作れます!!
どちらでも作ることはできますが、それぞれメリット・デメリットがあるので見てみましょう!
ガトーショコラ パウンド型
パウンド型(長方形)
メリット
- 幅を取らないので焼成・保存しやすい
- カットしやすい
デメリット
- 型紙を作るのが少し大変
- 角が硬くなりやすい(火が入りやすい)
おすすめのパウンド型はこちら!!
火通りが良いため、パウンドケーキ作りに初挑戦する人でも失敗しにくいです。
→ふんわりと立ち上がりよく仕上がります。
ガトーショコラ 丸型
丸型
メリット
- 型紙を作るのが簡単
- 均一なへこみができるので見た目がきれい
- カットの場所によって食感の差が生まれにくい
デメリット
- 幅を取るので保管しにくい
おすすめの丸型(デコ型)
特徴:スポンジケーキを焼くのに最も適した基本的な型です。
熱伝導が良く、型離れも良いので美しい焼き上がりになります。
型の大きさは15cmが一般的なホールケーキの大きさであるのでおすすめです。
まとめ
本日は「ガトーショコラのなぜ?」について徹底解説しました。
失敗してしまう原因やここはどうしたらよいの?など、疑問店が解消できたらうれしいです。
また、ガトーショコラ以外のチョコレートスイーツレシピも紹介しているので参考にしてみてください♪
- 濃厚な味わい
- 簡単に作れる
- プレゼントに喜ばれる
- 日持ちする
おすすめの『スイートチョコレート』はこちら!!
- 焼き菓子に溶かして加えると濃厚でコクのある味わいに
- 溶かしてコーティングしたらパリっとした食感と可愛さUP
- 生クリームと合わせてとろけるトリュフも美味しい
おすすめのパウンド型はこちら!!
火通りが良いため、パウンドケーキ作りに初挑戦する人でも失敗しにくいです。
→ふんわりと立ち上がりよく仕上がります。
おすすめの丸型(デコ型)
特徴:スポンジケーキを焼くのに最も適した基本的な型です。
熱伝導が良く、型離れも良いので美しい焼き上がりになります。
型の大きさは15cmが一般的なホールケーキの大きさであるのでおすすめです。