こんにちは!あおぺこです。
今回は、「簡単&絶品 人気のフィナンシェ」を自宅で作るレシピを伝授します!!
フィナンシェはバター香る焼き菓子として最近人気が高まっています。
フィナンシェは作るのに手間がかかるのでは?と、思う方もいるかもしれませんが、今回は誰でも失敗しない作り方をご紹介します。
一般的にフィナンシェは「焦がしバター」を使用しますが、今回は「溶かしバター」を使ったフィナンシェのレシピをお伝えします!
また、卵白がたくさん余ってしまった場合はフィナンシェに活用してみてはいかがでしょうか。
フィナンシェは卵白で作る焼き菓子なのでおすすめです。
- フィナンシェを簡単に作りたい人
- 卵白を活用したお菓子を作りたい人
- 焼き菓子をプレゼントしたい人
- フィナンシェの由来を知りたい人
目次
フィナンシェとは?
フィナンシェ 意味
フィナンシェ(financier)はフランス語で、「金融家」「お金持ち」を意味する言葉です。
どうしてフィナンシェという名前になったのでしょうか?
金融街で働く方々にとって縁起の良い金塊・金の延べ棒をイメージした美しい焼き色と長方形が特徴のお菓子として出来たことからフィナンシェとつけられたと言われています。
また、フィナンシェの形は金融マンが片手で手軽につまめるように考案されたといわれています。
フィナンシェの発祥
フランス発祥のお菓子で17世紀頃から広まったといわれています。
フィナンシェの特徴は?
- 風味:アーモンドの香ばしさとバターの香り
- 食感:表面はサクサクとした軽い食感
中身はふんわり柔らかな食感
基本材料は?
薄力粉や砂糖、卵白、粉末アーモンド(アーモンドパウダー)、バターがあれば作れます。
材料
材料(cotta型 10個分)
材料(天板1枚分)
生地
- 薄力粉:30g
- 粉糖:90g
- アーモンドパウダー(ロースト):90g
- 卵白:105g
- バター(溶かし):105g
シロー(シロップ)
- グラニュー糖:25g
- 水:50g
- ブランデー:10g
*子供が食べる場合は抜いてください
チョコレートガナッシュ
- チョコレート:25g
- 生クリーム(35%):20g
- ブランデー:5g
cotta フィナンシェ型とは?
使いやすい大きさ・フォルムにこだわり、cottaオリジナルとして誕生した「和泉光一シェフ監修 ティグレ型 10個取」です。
他にはない、オリジナリティーあふれるフォルムの型でスタイリッシュな焼き菓子を作る事ができます。
大きさ/個
約60×40mm、深さ24mm(容量約46ml) のスタイリッシュな型です。
シリコン型との違い
側面やくぼみにもしっかりと焼き色が付き、火通りが良いです。
作り方
工程とポイント
事前準備の重要性
お菓子作りに大事なことは事前準備です。
あらかじめ事前に行っておくと時間を短縮できる場合が多いです。
例えば、すぐに作り始めたいのにバターが硬すぎて混ぜるのに苦労したり。。
今すぐ焼成したいのに温度が上ってなかったり。。
そんなことを防いで時間を有効活用しましょう!!
事前準備
- バターは湯せんで溶かしておきましょう!
→すぐに材料と混合できるようにするためです。 - アーモンドプードルはローストしておきましょう。
→160℃×6分程度行ってください。(50gあたり) - 粉類はふるっておきましょう!
→生地と合わせたときにダマになるのを防ぐためです。 - オーブンはスポンジ生地ができたときに余熱をはじめましょう!
→天板に流したらすぐに焼成するためです。
①材料を準備する
型にバターを塗っておきましょう!
型からきれいに外すためです。
②粉類をふるっておく
薄力粉とローストしたアーモンドプードルを一緒にふるっておきましょう!
ローストする理由
水分と飛ばすため、香ばしくするためです。
③卵白と粉類を合わせる
大きめのボウルに卵白を入れ、ホイッパーでよくほぐします。
卵白が全体的に混ざったら、ふるった粉類を一度に加えます。
ホイッパーでよく混合します。
生地に「艶」がでるまでよく混合します。
写真のように艶がでてくれば大丈夫です。
④溶かしバターと合わせる
今回は焦がしバターではなく、「溶かしバター」を使用します。
溶かしバターは少し熱めにしておきましょう。
→40℃~50℃程度で大丈夫です。
溶かしバターにすることで初心者でも失敗せずにおいしいフィナンシェに仕上がります。
本格的な焦がしバターを使用したフィナンシェのレシピにつきまして別途お伝えします。
溶かしバターに③で作った生地を半分程度入れます。
しっかりバターと混合しましょう。
写真のように全体的にしっかり混ざれば大丈夫です。
⑤生地を一つに合わせる
④で作った生地を③の生地に戻し入れます。
バターの部分がないか確認してください。
ゴムベラで全体が混ざるように混合してください。
手早く行いましょう。
⑥型に流し入れる
バターを塗った型に生地を流し入れます。
生地は型すれすれまで流し入れて大丈夫です。
⑦焼成する(190℃×8分→170℃×5分)
190℃に予熱したオーブンで、190℃×8分焼成します。
その後、170℃にオーブンの温度を下げて170℃×5分焼成します。
焼成が終わったら、型を裏返しにします。
生地の気泡を均一にするためです。
型から外します。
⑧シロー(シロップ)を打つ
シロー(シロップ)の作り方
材料
- 水:50g
- グラニュー糖:25g
- ブランデー:10g
作り方
- 鍋に水とグラニュー糖を入れます
- 一度沸騰するまで加熱します
- 粗熱が取れたらブランデーを加えます。
→焼成中に作っておくとよいでしょう!!
先ほど作ったシローを全体にハケでうっていきます。
粗熱が取れたらラップやビニール袋で覆い、保湿してください。
焼成後パウンドケーキが冷めないうちにシローをうってください。
→温かいうちに行うとシローが生地にしみ込みやすいです。
ビニール袋に入れる理由
ビニール袋に入れること(焼き戻し)でしっとしとした食感にします。
お好みで中央にチョコレートガナッシュを入れてみてください。
チョコレートを使用することで「バレンタイン」にもおすすめなお菓子になります。
チョコレートガナッシュ
材料
- チョコレート:25g
- 生クリーム(35%):20g
- ブランデー:5g
作り方
- チョコレートを細かく砕いてください。
→タブレットを使用する場合は砕かなくて大丈夫です。 - 生クリームをお鍋に入れて沸騰させます。
- 沸騰したら、チョコレートを入れます。
- 全体が混ざったら火を止め、ブランデーを加えます。
- 粗熱が取れたら絞り袋に入れて完成です。
⑨完成
日持ちについて
保存方法
基本、フィナンシェは常温で大丈夫です。
パウンドケーキと同じ扱いで構いません。
常温ですと1~2週間程度もちます。
夏は温度が高くなるので、冷蔵庫で保存してもよいと思います。
おいしい食べ方は?
冷やす場合
よりしっとりとした食感になります。
中央にチョコレートクリームを入れる場合は冷やしたほうが良いかもしれません。
温める場合
レンジで20秒ほど温めるとふんわりとした食感になります。
また、バターの風味をより感じることができます。
おすすめの食べ方
フィナンシェを購入して自宅で食べる場合
トースターで温めなおすと、香ばしさが増してより一層おいしく召し上がっていただくことができます。
まとめ
今回はフィナンシェの由来や作り方についてお伝えしました。
最近では様々なお店でフィナンシェを販売しています。
材料や作り方、成形などお店によって特徴は様々です。
自分の好みのフィナンシェを発見してみてはいかがでしょうか?
次回はお店によるフィナンシェの特徴をご紹介いたします。
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