こんにちは!あおぺこです。
本日は、
- 「ベーキングパウダーってなに?体に悪いの⁈」
- 成分や効果、添加物について徹底解説します!!
ベーキングパウダーは、パンやお菓子づくりなど「膨らます目的」で使用することが多いと思います。
実際にどんな成分なのか?効果や添加物について聞かれると「どんなもの?」って思う人も多いかもしれません。
自分が作るもの、食べるものの成分について知っておくと安心することもあるかもしれません。
今回は、ベーキングパウダーについて「なぜ?」と疑問に思う部分を少しでも理解していただけたらうれしいです♪
ぜひ、参考にしてみてください。
- ベーキングパウダーに興味がある人
- ベーキングパウダーの成分や効果を知りたい人
- ベーキングパウダーを使用or使用しないレシピを知りたい人
目次
ベーキングパウダーとは?
ベーキングパウダー 体に悪いの⁈
はじめに、ベーキングパウダーとは何なのでしょうか?
ベーキングパウダーの成分についてみてみましょう!
ベーキングパウダーとは?
膨張剤の一種です。
詳細には、合成膨張剤と呼ばれています。
では、「膨張剤」とは何なのでしょうか?
膨張剤とは?
膨張剤とは?
パンやお菓子に使用し、膨らませる目的で使用されることが多いです。
膨張剤を使用するメリットは?
- 油脂の多い重い生地のケーキの火通りを良くさせる
- 焼成後の製品もソフトになり食感が良くなる
膨張剤はどのような働きがあるの?
焼成過程で生地温度が55℃近くでガスが発生します。
ガスの発生により生地が膨らみます。
さらに、65℃~70℃で小麦粉のでんぷんは͡糊化します。
また、たんぱく質も熱凝固します。
膨張剤とは!!
加熱や中和作用によって炭酸ガスやアンモニアガスを発生させ、小麦粉生地を膨張させるものです。
一般には、ベーキングパウダー(B.P.)などが使用されます。
膨張剤の種類は?
膨張剤の種類
- 炭酸水素アンモニウム
- 塩化アンモニウム
- 重曹(炭酸水素ナトリウム)
- 合成膨張剤
①、②、③は単独膨張剤です。
④は、単独膨張剤を合成することでそれぞれの欠点を補うものです。
④の中にベーキングパウダーがあります。
ベーキングパウダー 成分は?
炭酸水素ナトリウムと焼ミョウバンなどを主成分とし、アンモニア系のものが入っていません。
また、合成膨張剤(ベーキングパウダー)にはスターチ(澱粉)が含まれています。
その理由は化学反応をゆっくりするためです。
ベーキングパウダー 効果は?
ベーキングパウダーの効果は?
ふんわりと軽い食感に仕上がります。
生地が膨らむ理由は、炭酸水素ナトリウムと焼きミョウバンなど(酸性剤)が水分や熱に反応することで、炭酸ガスが発生するからです。
ベーキングパウダーが入った生地は水分に反応し、焼成前でもどんどん炭酸ガスが発生してしまう性質があります。
従って、ベーキングパウダー入りの生地は、あまり長時間寝かせることはせず、なるべく早めに加熱するのがポイントです。
ベーキングパウダー 添加物は?
原材料(成分)は
- 炭酸水素ナトリウム
- グルコノデルタラクトン
- 酸性ピロリン酸ナトリウム
- 第一リン酸カルシウム
- d-酒石酸水素カリウム
- ステアリン酸カルシウム
- 食物素材(主にコーンスターチ)
コーンスターチ以外は食品添加物に当たります。
ベーキングパウダー 保存方法
開封後の注意点
ベーキングパウダーの保存方法
しっかり密閉できているかを確認しましょう!
ベーキングパウダーは、ごく少量の水分を吸収するだけで炭酸ガスが発生してしまいます。
すると、生地に使用したときに膨らみにくくなってしまいます。
使う頻度が少ない場合は、少量ずつ小分けになっているものを選ぶとよいでしょう!
放置する場所は?
ベーキングパウダーは高温多湿の場所に放置していると
虫が発生したりカビが生える原因になります。
よって、風通しがよく温度が一定に保てる冷暗所で、密閉容器に入れて保存してください。
ベーキングパウダーはの冷蔵・冷凍保存は避けましょう!
野菜室・冷蔵室は、開閉のたびに庫内に外気が入ります。
温度変化によってベーキングパウダーの袋や容器に結露ができ、中身が湿気てしまい傷む原因に繋がります。
ベーキングパウダー使用しても安全??
実際のところ、ベーキングパウダーは過剰に摂取しなければ体に悪い影響はありません!!
どんな調味料でも、大量摂取すると危険があるように、ベーキングパウダーも同じです。
今回の内容を踏まえるとベーキングパウダーの成分には、体に悪いといわれる物質が使われていますが、ベーキングパウダーはそれほど大量に使うことはありません。
だいたい小麦粉100gに対してせいぜい4~5g程度です。
よって、偏った食生活をしなければ問題はありません。
ベーキングパウダー 使用お菓子
おすすめ!パウンドケーキ
大堂!パウンドケーキ!!
パウンドケーキに配合するメリット
- 高さを出してくれる
- しっとりさせてくれる
- 火通りを良くしてくれる
今回紹介するパウンドケーキも1gしか配合していません。
1gでもしっかり効果は発揮してくれます♪
ベーキングパウダー使用したくない人は?
ベーキングパウダーなし パウンドケーキ
ベーキングパウダーなし!パウンドケーキ
ベーキングパウダーを使用しなくても、工程をかけるだけでふわふわのパウンドケーキを作ることができます!!
卵白を泡立てて、「メレンゲ」を使用することでおいしいパウンドケーキを作ることができます。
簡単・時短で作りたい:ベーキングパウダー入りにする
手間をかけても体に良いものがいい:ベーキングパウダーなしの作り方にする
まとめ
ベーキングパウダーの成分の1つである炭酸水素ナトリウム」は、胃の弱い方には体に悪い影響を及ぼす危険性があります。
炭酸水素ナトリウム(重曹)には胃の粘膜を刺激し、胃粘液の分泌を強制的に促す性質があります。
胃の不調がある方や胃炎・胃潰瘍の疑いがある場合はなるべく控えた方がいいでしょう。
他に「ミョウバン」と記される事が多い「硫酸アルミニウム」は、ベーキングパウダーの成分の中で、もっとも危険成分として取り上げられている物質です。
アルミニウムを数十グラム大量摂取すると、下痢・嘔吐・消化器の炎症を起こします。
あくまでも大量摂取した場合です!!
結局 ベーキングパウダーって危険なの⁈
実際のところ、ベーキングパウダーは過剰に摂取しなければ体に悪い影響はありません!!
どんな調味料でも、大量摂取すると危険があるように、ベーキングパウダーも同じです。
今回の内容を踏まえるとベーキングパウダーの成分には、体に悪いといわれる物質が使われていますが、ベーキングパウダーはそれほど大量に使うことはありません。
だいたい小麦粉100gに対してせいぜい4~5g程度です。
よって、偏った食生活をしなければ問題はありません。
少しでもベーキングパウダーについて知ってもらえたらうれしいです♪