こんにちは!あおぺこです。
今回は、「2層のパウンドケーキ」を自宅でも簡単に作れるレシピを伝授します!!
2層って聞くと難しく感じるかもしれませんが、一度作り方を覚えてしまえば後は簡単!
混ぜるだけでおいしいパウンドケーキが作れます。
自分の好みの組み合わせにして「切ってもびっくり、食べても面白い」パウンドケーキをぜひ作ってみませんか?
味は、抹茶好きにはたまらない風味豊かな抹茶と上品な甘さを合わせた小豆の2層和パウンドケーキをご紹介します。
また、今回のポイントは「バター、油脂不使用」なためカロリーが低く、ヘルシーなレシピになっています。
- 簡単に本格的なお菓子を作りたい人
- 低カロリーでヘルシーなお菓子を作りたい人
- インスタ映えするお菓子を作りたい人
他の味も気になる人はこちらをご覧ください!!
材料 抹茶の選び方
パウンドケーキに適切な抹茶ってどれ?
基本的に、抹茶は粉末のものであればどれでも大丈夫です。
仮に抹茶が家に無かった場合、抹茶の代わりに粉末緑茶を使用しても構いません。
今回使用した抹茶はコレ!!
『cotta 冷蔵便 庁と宇治抹茶パウダー 雅 30g』
味:上品な苦み
色:鮮やかな深みのある緑に発色する
抹茶の代わりに粉末緑茶でもOK!!
基本、粉末であればどの粉末緑茶を使用しても大丈夫です。
粉末緑茶の特徴
扱いやすさ:粉末抹茶と変わらない
味:お茶の香りが広がる
色:鮮やかな黄緑色
抹茶の苦みが苦手な方は『緑茶』にすることで食べやすくなるのでオススメです。
また、今回オススメする緑茶は『無農薬』なので小さなお子さんにも安心して食べれます。
材料 あんこの選び方
パウンドケーキに入れるあんこってどんな状態がいいの?
パウンドケーキに入れるあんこは『粒あん』をオススメします。
粒あんにするメリット
食感:粒が残るため良いアクセントになる
断面:色の変化があり面白い
今回使用したあんこはコレ!!
『Homemade 粒あん(和菓子用)300g』
味:上品な甘み
食感:粒がしっかりと残っていて焼き菓子に向いている
価格:669円/30g
型の選び方
型選びのポイント
型の形によって仕上がりも大きく異なります。
自分の作りたいパウンドケーキの形を先に決めておくと、型選びに失敗せずイメージ通りの仕上がりになります。
- 角があるきれいなシルエットにしたい
→四角型がオススメ - デコレーションなどでアレンジにしたい
→上部のほうが開いている台形の型を選ぶのがオススメ
型を選ぶときは、長さだけでなく「容量」をチェックして!!
高さや形状によって、型の容量は大きく変わります。
長さだけを見て判断してしまうと、生地が余りきれいな形にならない場合も考えられます。
長さや幅、高さ、容量が明記されている型を選ぶことで、レシピの分量に合った適切な型を選びましょう。
生地にお好みで白いんげん豆や黒豆を入れたい場合
パウンドケーキが膨らんだことも考慮してレシピに記載されている型よりも少し大きいサイズの型を選びましょう。
→容量が増え、焼いている途中であふれてきてしまう可能性があるためです。
2層にするならどのサイズ?
大きい型?小さい型?どちらを使えば良いのか。。?
型のサイズによってそれぞれ特徴が異なるため、作りたいパウンドケーキの種類やシーンに合わせて型の大きさを判断するのがベストです。
作りやすいサイズは、17~18cmの大きさです。
- パウンドケーキの一般的なレシピは17~18cmのパウンド型が多いため
→材料の分量や作り方がシンプルで分かりやすいです。 - 火が通りやすいため、パウンドケーキ作りに初挑戦する人でも失敗しにくいため
→ふんわりと美味しく仕上がります。
このレシピでも18cm型を使用しています。
その理由は上記の内容に加え、「2層」にするときには、2色の色合いをはっきり見せたいからです。
小さい型(10cmほど)にしてしまうと、断面を切ったときに2色の色の違いが部分的に見えにくかったり、どちらかの色に偏ってしまい断面がきれいに分かれて見えなくなってしまいます。
よって2層のパウンドケーキを作るときは、18cm型がオススメです。
材料
材料(18cm型×1本分)
上層:抹茶生地
- 全卵:40g
- グラニュー糖:40g
- 生クリーム47%:80g
- 薄力粉:60g
- 抹茶:6g
- ベーキングパウダー:3g
- 煮豆:60g
*白いんげん豆や黒豆など
下層:あんこ生地
- 全卵:40g…★
- グラニュー糖:20g…★
- 粒あん:80g…▲
- 生クリーム47%:70g…▲
- バニラエッセンス:2~3滴
- 薄力粉:50g
- ベーキングパウダー:2g
グラニュー糖が家にない場合は、「上白糖」でも大丈夫です!!
上白糖にすると。。
- グラニュー糖にした場合より甘味を感じる
- 立ち上がりがやや低くなる
作り方
工程とポイント
事前準備の重要性
お菓子作りはあらかじめ事前に行っておくと時間を短縮できる場合が多いです。
例えば、すぐに作り始めたいのにバターが硬すぎて混ぜるのに苦労したり。。
今すぐ焼成したいのに温度が上ってなかったり。。
そんなことを防いで時間を有効活用しましょう!!
事前準備
- パウンド型には「わら半紙やクッキングペーパー」で敷紙を敷いておきましょう!
→焼成後パウンドケーキを型から外しやすくするためです。 - 卵、生クリーム、粒あんは常温に出しておきましょう!
→材料を混合する際に温度差がありすぎると、分離するリスクがあるためです。
*夏場は材料が痛む恐れがあるので、出しっぱなしには注意してください。 - 粉類はふるっておきましょう!
→生地と合わせたときにダマになるのを防ぐためです。 - オーブンは生地ができたときに余熱をはじめましょう!
→型に流したらすぐに焼成するためです。
下層 あんこ生地を作る
①材料を計量する
お菓子作りは基本先に「計量」をすべて行っておいてください。
- 卵、生クリームは常温に出しておいてください。
→卵、生クリームは冷たい状態だと粉類と合わせる際に分離してしまうおそれがあるためです。 - 粉類(薄力粉+ベーキングパウダー)は一緒の容器に計量して大丈夫です。
→粉類はまとめてふるって問題ないので少ない容器で済ませ、洗い物を少なくしましょう!
*抹茶はもともと粒子が細かいのでふるわなくて大丈夫です。
②★を混合する(全卵、グラニュー糖)
全卵をよくほぐします。
次にグラニュー糖を一度に入れて混ぜます。
グラニュー糖が全卵に溶けていればOKです。
混ぜすぎには注意しましょう。
→焼き上がりの生地がパサパサになってしまいます。
③▲を混合する(粒あん、生クリーム)
ゴムベラで粒あんをなめらかにします。
なめらかになったら、生クリームを2回に分けてゴムベラでよく混ぜます。
④★と▲を合わせる
▲のボウル(粒あん+生クリーム)に★(卵+グラニュー糖)を2回に分けて入れます。
下の写真のようになるまで、よく混合します。
⑤ふるった粉体を入れる
粉体(薄力粉+ベーキングパウダー)はあらかじめふるっておきます。
粉体を一度に生地に入れて、ゴムベラで混ぜ合わせます。
型へ流し入れます。
⑥焼成する(200℃×9分)
生地ができたら、200℃の余熱を開始します。
生地を流し入れて、200℃×9分焼成します。
焼き上がりを確認したら、あんこ生地のパウンドケーキは完成です。
焼き上がりのポイント
ここでは『半生状態』であることが大事です。
→この後、上層を流し入れて焼成するためです。
写真のように中心部分の生地が焼けてなくても大丈夫です!!
上層 抹茶生地を作る
①材料を計量する
材料の計量ははじめに済ませておいてください。
→あんこ生地を焼成している間に、抹茶生地をすぐにつくりはじめるようにするためです。
②全卵+グラニュー糖+生クリームを混合する
全卵をよくほぐしたら、グラニュー糖を一度に入れてよく混合します。
次に、生クリームを2回に分けて入れます。
下の写真のようになるまで、よく混合します。
③ふるった粉体を入れる
粉体(薄力粉+ベーキングパウダー)はあらかじめふるっておきます。
粉体を②に一度に入れて、ゴムベラで合わせます。
この時、お好みで煮豆(白いんげん豆)を加えます。
④生地を流し入れる
焼成したばかりのあんこパウンドケーキの上に大スプーンなどでやさしく生地を入れていきます。
また、煮豆も一部に偏らないように平らに生地を伸ばします。
上層生地を流し入れるコツ
- ボウルから一度に直接生地を流し入れるのはやめましょう!
→下層の生地が温かいため、勢いよく流し入れてしまうと下層生地が崩れてしまいます。 - 生地に混合する具材は全体に広がるように入れましょう!
→具材が一部に偏ってしまいます。
⑤再度焼成する(180℃×25分~)
生地ができたら、180℃の余熱を開始します。
生地を流し入れて、180℃×25分焼成します。
焼き上がりを確認したら、パウンドケーキは完成です。
焼き上がりを確認する方法
オープンの種類によって焼き上がり時間が異なるため、25分焼成したら竹くしなどで真ん中あたりをさしてみてください。
竹くしにべたついた生地がついてこなかったら中心まで火が入っている証拠です。
もし、竹くしにべたついた生地がついていた場合は、焼成時間を追加して調整してください。
パウンドケーキの日持ちについて
おいしい食べ方
基本、パウンドケーキは常温で大丈夫です。
今回のパウンドケーキは1週間程度もちます。
しかし、バター・油脂不使用なため時間を置くとパサつきが目立ってくるかもしれません。
その場合は、1カットに対し10秒程度レンジアップしていただくとしっとり感がでてきます。
*大きさによって、レンジアップの時間は異なりますので調整してください。
ぜひ、試してみてください。
冷凍庫保管
→冷凍庫で約1ヵ月程度持ちます。
- 焼成後、粗熱をとりしっかり全体をラップで覆います。
- ジップロックや袋に入れて冷凍庫に入れます。
1ヵ月以上持ちますがパサつきが目立ってくるため、おいしさが低下します。
まとめ
2層のパウンドケーキをつくるのは一見難しそうに思うかもしれませんが、2種類の味さえあれば簡単につくることができます。
また、2種類の味の組み合わせによって、仕上がりの見た目や全体の味が異なりますので、自分らしい2層パウンドケーキを見つけることも楽しいかもしれません。
今回オススメした材料
- 満足感:バター・油脂不使用なので低カロリーだけどおいしい
- 簡便性:ハンドミキサーを使用せず、混ぜるだけで簡単に作れる
- 見た目:断面が2層になっているので切ったときの驚きがある
- 味:2種類の味が一度に楽しめる
+α:様々な種類の組み合わせができる(見た目、味のバリエーションが豊富!!
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