こんにちは!あおぺこです。
今回は、「塩糖水を使用した簡単でジューシーなミートローフを作るレシピ」を伝授します!!
ミートローフってきくと、作るのが面倒。。と思う人もいるかもしれませんが
今回は簡単にジューシーなミートローフを作る方法なので、パーティーなどの特別な時はもちろん!
普段の食事でもぜひ作ってみてください。
また、ミートローフの良さは厚みがあるので中に様々な食材を入れることができます。
自分好みにアレンジできるのも楽しみの一つです。
子供向け、大人向けなど味のバリエーションを増やしてみるとさらにおいしさが広がります。
- おいしいミートローフを作りたい人
- 簡単だけど豪華な料理を作りたい人
- パーティーメニューを作りたい人
目次
ミートローフとハンバーグの違いは?
ミートローフってなに?
ミートローフって一体何なのでしょう。
ミートローフとハンバーグの材料は似ていますがそれぞれどんな特徴があるのか見ていきましょう!
ミートローフとは
ミートローフは合挽き肉にタマネギやスパイスを合わせ、型に入れて焼いた食べ物のことです。
アメリカの家庭料理として広く知られています。
ハンバーグを型に入れて焼いたようなイメージで、中に野菜や茹で卵などのフィリングをプラスするとカットしたときに美しく映えるのが特徴です。
ミートローフの意味
ローフはさまざまなものに使われる言葉であり、「ひとかたまり」という意味があります。
よって、ミートローフとは「肉の塊」を意味します。
主にカット、スライスして食べるものにつけられる名前で、ミートローフの場合は肉で作りカットして食べます。
ミートローフとハンバーグの違い
①焼成時に型に入れるか入れないか
→ミートローフは型に詰めて焼きあげるため、ハンバーグよりぎゅっと詰まっており、食感もしっかりしているイメージがあります。
②食シーン
→ミートローフはパーティに使用されやすく、少しアレンジするだけで豪華な料理になります。一方でハンバーグは家庭料理のイメージが強いです。
どうして、ミートローフはパーティーメニューとして使用されやすいのでしょうか。
- 簡単に作れるにも関わらず見た目が豪華で華やか
→オーブンに入れっぱなしで焼きあがるため、他の準備が可能である - 前日に作っておくということが可能
→冷ましてからカットすると美しい断面になるため出来上がりすぐでなくてもよい - 具材次第でさまざまな味わいに変化させることができる
→バリエーションが無限大であるため食材の選び方によって飽きがこない
ミートローフをジューシーに作るコツ
どうやって、ミートローフをジューシーにするの?
ミートローフをジューシーに作るコツ!!
- その① 「塩糖水」の力
- その② ベーコンの力
「塩糖水」でどうしてお肉がやわらかくなるの?
「塩糖水」の仕組みとは?
どうして「塩」、「砂糖」、「水」だけで肉が柔らかくなるのか。。?
加熱によって肉が固くなる原因は。。。
→たんぱく質の変性が起こるからです。
たんぱく質の変性を防ぐために「塩糖水」の力を使います!!
塩糖水にお肉を漬けると塩と砂糖が肉の内部に浸透し、それぞれの働きで肉に変化を起こします。
塩の役割
塩が肉に浸透すると肉の筋繊維がほぐれます。すると、筋繊維間のスペースが広がります。
ここに水分を蓄えることができるようになり、焼いたときのパサパサ感を防ぎます。
砂糖の役割
塩だけでは水分を保持する力が弱いので、砂糖の保水性の力を利用して肉の中に水分をしっかり保たせます。
また、砂糖を入れると砂糖の分子と肉のたんぱく質分子が結合し、加熱による肉の縮みや凝固を抑制します。
水の役割
水は塩によって肉の筋繊維間に入り込み、砂糖の保水性の力によって肉の中にとどまります。
→焼成によって蒸発してしまう水分を肉の中に閉じ込め、ジューシーにします。
どうして「ベーコン」で包むの?
ベーコンで包む理由
・ベーコンで生地全体を包むことで焼成時にベーコンの油が生地にしみ込み、ベーコンのうまみを付与します。また生地からでる肉汁をベーコンにより守ります。
→うまみ付与と肉汁を逃がさないようにするため
・ベーコンに包まれているので生地に直接熱がかからず、焼きすぎを防止します。ミートローフは厚さがあるので中心部まで焼成するのに時間がかかります。長く焼成すると、外側部分が焼きすぎてしまい固くなってしまいます。
→長時間の焼成による焼きすぎ防止のため
材料
材料(パウンド18cm型)
材料(パウンド型18cm)
生地
- 合い挽き肉:400g
- 豚挽き肉:200g
- ベーコン:7枚
- 玉ねぎ:300g
- 卵:1個
- 牛乳:90cc
- パン粉:30g
- 塩:小さじ1/2
- 砂糖:小さじ1
- 冷水:大さじ1
- こしょう:少々
- ナツメグ:少々
中に入れる具材
- アスパラガス:3本(塩ゆでしておく)
- うずらの卵(水煮):1~2袋(7個)
ソース
- 焼きあがった際に出た肉汁
- ケチャップ:30g
- ビーフシチューの素:キューブ1かけ
- ウイスターソース:15g
- 水:50g
パウンド型とは
長方形の深い焼き型のことで、主にパウンドケーキを焼く時に生地を流し入れる型として使われます。
今回は、ミートローフを作るときにも使用しました。
パウンドケーキだけでなく様々な料理に使用できるのでぜひ活用してみてください!!
おすすめのパウンド型はこちら!!
火通りが良いため、パウンドケーキ作りに初挑戦する人でも失敗しにくいです。
→ふんわりと立ち上がりよく仕上がります。
作り方
工程とポイント
①材料を準備する
事前準備
- アスパラガスは塩ゆでを行っておきましょう。
- うずら卵は袋から出して水を切っておきましょう。
- ボウルに合い挽き肉と豚挽き肉を入れて、塩小さじ1/2、砂糖小さじ1、冷水大さじ1入れて軽く混ぜておきます。(10分くらい冷蔵庫に入れておきます)
②ベーコンを型に敷き詰める
型にベーコンを敷き詰めます。
・ベーコンは隣とやや重なる程度に入れてください。
・ベーコンの端は型からはみ出るくらいで大丈夫です。
*型に合わせて切らないでください。最後にベーコンで包みます。
ベーコンで包む理由
・ベーコンで生地全体を包むことで焼成時にベーコンの油が生地にしみ込み、ベーコンのうまみを付与します。また生地からでる肉汁をベーコンにより守ります。
→うまみ付与と肉汁を逃がさないようにするため
・ベーコンに包まれているので生地に直接熱がかからず、焼きすぎを防止します。ミートローフは厚さがあるので中心部まで焼成するのに時間がかかります。長く焼成すると、外側部分が焼きすぎてしまい固くなってしまいます。
→長時間の焼成による焼きすぎ防止のため
③玉ねぎをみじん切りにする
玉ねぎは写真くらいのみじん切りにしてください。
やや大きくても玉ねぎの食感が残りおいしいです。
④ボウルに材料を入れる
事前準備で用意したお肉が入ったボウルに玉ねぎ、卵、牛乳に浸したパン粉を入れてよく混ぜる。
次にこしょう、ナツメグを少々加える。
⑤粘り気がでるまでよく混ぜる
粘り気が出るまでしっかり混ぜます。
よく混ぜると写真のように表面に「艶」が出てきます。
⑥型に生地を敷き詰める
生地をベーコンの上に型半分まで敷き詰めます。
型の端までしっかり生地を詰めてください。
しっかり詰まっていないと仕上がったときに角が出ません。
⑦アスパラガスを並べる
塩ゆでしたアスパラガスを同じ方向に並べます。
型の大きさによってベーコンの本数は調整してください。
⑧うずらの卵を並べる
アスパラガスを並べたあとに、生地を引き詰めます。
その上にうずらの卵を同じ方向に一列並べます。
型の大きさによってうずらの卵の数は調整してください。
同じ方向に並べる理由
ミートローフはカットして食べるので、切ったときにきれいな断面ができるよう同じ方向に並べましょう!
⑨ベーコンで包む
型いっぱいになるまで生地を詰めます。
一番上にベーコンを敷きます。
次に初めに入れたベーコンの端で生地を包んでいきます。
生地が大体隠れれば大丈夫です。
⑩焼成する(200℃×20分→200℃×13分~)
オーブンを200℃に余熱します。
余熱が終わったら、200℃×20分焼成します。
20分後表面にアルミホイルをかぶせます。
表面が焦げないようにするためです。
アルミホイルをかぶせたら、さらに200℃×13分焼成します。
13分後の状態です。
竹串で刺して「透明な肉汁」であれば焼成完了です。
竹串を刺して、肉汁が赤く濁っていたらさらに200℃×3分程度焼成時間を延ばしてください。
熱いうちに型から外してください。
*ある程度触れる熱さになってから行ってください。
火傷には注意してください。
油が固まってしまうためです。
写真は型から外した状態です。
⑪完成
カットすると、うずらの卵とアスパラガスがきれいに見えるはずです。
うずらの卵は切る場所によって見えない場合もあるので、何箇所か切ってみてください。
⑫ソースを作る
フライパンに焼成後出た肉汁を全て入れます。
その中にケチャップ、ウイスターソースを入れてぐつぐつするまで煮ます。
全体が馴染んだら、ビーフシチューの素、水を入れます。
塩コショウで味を整えたら完成です。
お皿に盛り付けましょう!!
付け合わせに野菜など色味のある食材を入れるとよりおいしそうに見えます。
ミートローフ 日持ちについて
保存方法
残ったらカットして冷凍しましょう。カットしなくても大丈夫ですが、中心部分だけ解凍しにくく時間がかかってしまうのであまりおすすめしません。
カットしたら、一つ一つラップに包み、ジップロックに入れて冷凍してください。
冷凍するときの注意点
具材に「うずらの卵やじゃがいも」など冷凍すると食感が悪くなる食材が入っている場合は冷凍をおすすめしません。
冷凍することが前提の場合は、入れる食材を考慮しましょう!!
(入れて大丈夫な食材:例.アスパラガス、パプリカ、ウインナー)
まとめ
ミートローフは一見難しそうに見えますが、実際は生地を作り型に詰めるだけの簡単なレシピです。
見ためが華やかなので、おもてなしにぴったりの料理
→パーティーレシピとして好まれる
アレンジ次第でさまざまな味わいに変化させることができる
→バリエーションも無限大で飽きがこない
子供にも大人気
→誕生日やクリスマスにおすすめ
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