こんにちは!あおぺこです。
今回は、「キャラメリゼ入りバター不使用のしっとりふわふわりんごのケーキ」を自宅で作るレシピを伝授します!!
ポイントはバターを使用していないからカロリーを気にせずおいしくいただけます!
どうしてバターを使用しなくてもふわふわ感やしっとり感が出せるのか。。?
それは、バターの代わりにサラダ油を配合したシフォンケーキのアレンジレシピになっているからです!!
また、りんごをまるごと1個使用しているのでりんごを大量消費したい人にもおすすめです。
では詳しく見ていきましょう!
- りんごのおいしさが引き立つケーキを作りたい人
- 低カロリースイーツを作りたい人
- りんごを大量消費したい人
他の種類の「りんごスイーツ」を参考にしたい人はコチラ!!
目次
りんごのキャラメリゼとは?
キャラメリゼってなに?
キャラメリゼとは?
「キャラメリゼ」とは、加熱により糖類が酸化する時に起こる現象のことをいいます。料理では焦げ色や香ばしさを出すために砂糖や水飴などを使う調理法をいい、「キャラメル化」と呼ばれることもあります。
キャラメリゼとはフランス語で「carameliser」、英語でいうと「キャラメライゼーション(caramelization)」と表記します。
キャラメリゼってどうやって作るの?
「キャラメリゼ」とは1つの作り方だけを指すのではなく、大きく分けて3つ作り方があります。
キャラメリゼの作り方3選!!
-
バーナーで砂糖を焦がす
→お菓子のキャラメリゼと言えば、この作り方が代表的です。主にクレームブリュレに用いられます。表面に砂糖を振りかけ、バーナーなどで焦がして仕上げる方法です。表面に香ばしい焦げ目がついたら完成です。 -
砂糖をキャラメル状に煮詰める
→カスタードプリンなど、お菓子の風味付けとして加えるときに用います。作り方は、鍋に水と砂糖を入れ、完全に砂糖が溶けて薄茶色になったら完成です。 -
キャラメルを塗る、加える
→砂糖を煮詰めたシロップにフルーツやナッツを絡め、キャラメル風味にする方法です。また、タルトやパイなどケーキの表面に振りかけてキャラメル風味にするときに用います。
今回は③「キャラメルを塗る、加える」方法を用います!!
→砂糖を煮詰めたシロップに「りんご」を絡め、キャラメル風味にしています。
また、最後の焼成前に振りかけるグラニュー糖は①のキャラメリゼの方法を用いました!!
材料
材料(21cmトルテ型 1台分)
材料(21cmトルテ型 1台分)
りんごのキャラメルソテー
- りんご:1個(200g前後のりんご)
- レモン汁:10g
- グラニュー糖:40g
- 水:40g
シフォン生地
- 卵黄(L玉):2個
- サラダ油:25g
- プレーンヨーグルト:30g
- グラニュー糖:20g
- 薄力粉:70g
- ベーキングパウダー:3g
- グラニュー糖:少量(焼成前のキャラメリゼ用)
メレンゲ
- 卵白(L玉):2個
- グラニュー糖:50g
作り方
工程とポイント
①りんごをカットする
りんごは冷えてから使用したいので、先にりんごのキャラメリゼを作りましょう!!
りんごの皮をしっかり水洗います。
16等分にくし切りにします。
りんご全体にレモン汁をかけます。
レモン汁をかける理由
- 変色防止のため
- りんごに酸味を付与することで、味のメリハリをつけるため
レモン汁は、「ポッカレモン」でも構いません。
②りんごをキャラメリゼする
フライパンまたはお鍋にグラニュー糖と水を加え、中火にします。
薄茶色になるまで熱します。
薄茶色になったら、①のりんごを一度に加えます。
4分くらい中火で炒めます。
全体の色が均一になるようにゴムベラでかき混ぜながら熱します。
写真のようにりんごがやや茶色くなり、皮の部分がしんなりしたら火を止めます。
バットに移します。
このとき、りんごは全体に広げてください。
早く粗熱を取るためです。
粗熱が取れるまで放置しておきましょう。
このときラップなどはかけなくて大丈夫です。
③生地の材料を準備する
事前準備!!
型に敷紙を敷いておきましょう!
→生地が出来上がったらすぐに流し入れるためです。
粉体は一緒に計量し、ふるっておきましょう!!
→ダマ防止のためです。
型には、敷紙を準備しておきます。
コモントルテ型とは?
タルトやフランを焼く際に使われる調理器具です。
おすすめのコモントルテ型
大きさは様々で、12cmや15cmもあります。
今回は21cmの大きいサイズで作りましたがお好みで調整してみてください。
生地を作り始める前にフラン型に「クッキングペーパー」を敷きましょう!!
*写真では色が異なりますが、どちらもクッキングペーパーです。
型にクッキングペーパーなどを側面→底の順で敷いてください。
→敷きしは側面から敷いたほうが生地漏れせず、焼成後きれいに外せます。
④卵黄+グラニュー糖+サラダ油を混合する
卵黄をよく混ぜておきます。
グラニュー糖を一度に加え、ホイッパーで白くなるまで混合します。
写真のように少し白っぽくなれば大丈夫です。
サラダ油を一度に入れます。
しっかりと混合し、乳化させてください。
⑤プレーンヨーグルトを加える
ヨーグルトは砂糖不使用のプレーンヨーグルトにしてください。
→使用するヨーグルトによって甘さが変わってしまいます。
プレーンヨーグルトはフォークなどで混ぜて、なめらかにします。
ヨーグルトは固形分がなくなるまで、しっかり混ぜてください!!
→固形分が残ったまま生地にいれてしまうと、なめらかさが損なわれます。
一度に加え、全体が混ざるように混合します。
ヨーグルトを入れる理由
普段は「生クリーム」を使用しますが、さっぱりヘルシーにするために「ヨーグルト」にしました!!
⑥メレンゲを作る
卵白をよくほぐしたら、グラニュー糖を一つまみ(3g程度)入れて角が立つまでハンドミキサーにかけます。
「角が立つ」とは写真のように生地を持ち上げたときに形が残る状態のことです。
残りのグラニュー糖を3回に分けて入れます。
グラニュー糖を入れる毎にハンドミキサーで混合し、角が立っているか確認してください。
写真のように「艶」が出ていればよい状態です。
おすすめのハンドミキサー
『クイジナート スマートパワーハンドミキサー(収納ケース付き)』
- 5段階のスピード切り替えと、マカロンやシフォンケーキ作りに最適なバルーンウィスクであっという間にキメ細かくツヤのある仕上がりに!!
- 収納時もコンパクトなハードケース2種のアタッチメントやヘラ、コードを全てまとめられるのでキッチンまわりもすっきり!!
⑦メレンゲ1/3を生地に加える
⑥で作ったメレンゲ1/3を生地に入れます。
ホイッパーでよく混合してください。
⑧粉類(薄力粉+ベーキングパウダー)を加える
ふるった粉類を一度に加えます。
おすすめの粉ふるい・こし器
特徴:
鍋やボールの縁に固定できるフック付で、素早く水切りできます。
丈夫な二重アミで裏ごし・ふるいにも手軽にご使用できます。
ホイッパーでよく混合します。
⑨残りのメレンゲを加える
残りのメレンゲ1/2を加えます。
ホイルでメレンゲ部分が見えなくなるまで混合します。
残りのメレンゲを全て加えます。
ゴムベラに変えて全体を混ぜます。
最後に加えたメレンゲは混ぜすぎないように気を付けましょう!!
→メレンゲの気泡を潰してしまい焼成時の立ち上がりが悪くなってしまいます。
⑩生地を流し入れる
生地が整ったら型に流し入れます。
表面を平らにし、ソテーしたりんごを好みの場所に並べてください。
りんごの表面に少量のグラニュー糖振りかけてください。
⑪焼成する(180℃×30分~)
トルテ型の場合は、180℃×30分焼成して完成です。
ステンバットなど、大きさが異なる場合はその都度調整してください。
焼成の見分け方
生地の中心部分を竹串でさし、生地がついてこなければ完成です!!
⑫完成
焼き上がり後はすぐに型から取り出し、粗熱を取りましょう!
早く型から取り出す理由
生地をしっとりさせるためです!!
→型から取り出さない状態で置いておくと、型の熱によって側面がパサついてしまいます。
最後にお好みで粉糖をかければよりおいしく見えます!!
断面は、りんごのキャラメリゼがきれいに見えます。
『りんごの知識』について知りたい人はコチラを参考にしてください!!
日持ちについて
保存方法
常温保存の場合
3~4日持ちます。
焼きたては側面がサクッと、中身はしっとりふわふわに仕上がっています。
冷蔵保存の場合
1週間程度もちます。
冷蔵保存すると、食感はもちもちとます。また、冷えるとりんごの甘さをより感じられます。
どちらの保存方法においてもラップをしっかりして、乾燥には注意しましょう!!
→パサパサになる原因になります。
まとめ
今回ご紹介したりんごのケーキは「キャラメリゼの作り方(方法)」も含め、簡単おいしいケーキをお伝えしました。
キャラメリゼの方法を知っておくと、他のスイーツにも活用できるのでこの機会にぜひやってみてください。
また、フルーツも自分の好みによって変えられるので、バリエーションが豊富なおすすめレシピです。
ちなみに今回使用したりんごの種類は「秋映」という品種です。
「秋映」は、コクがあり煮崩れしにくい特徴のりんごです。
- キャラメリゼの作り方(方法)を学べるレシピである
- 保存方法によって食感や味の感じ方が変化する
- バター不使用だからカロリーを気にせず味わえる
- りんごをたくさん使用できる
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