こんにちは!あおぺこです。
今回は、ジェノベーゼソースを作るために「フードプロセッサーにかけるだけで本格的バジルソースの作り方」をご紹介します!!
ジェノベーゼパスタを作るとき、市販で売っているバジルソースを使うことが多いかと思います。
そのため、ソースから作ろうと思うとどうやって作るのだろう。。?と思ったことはありませんか?
そこで、ジェノベーゼパスタに使用するバジルソースを1から簡単に作る方法を伝授したいと思います。
バジルさえあれば簡単に作ることができます!!
- バジルソースを作りたい人
- 本格的なパスタを作りたい人
- ジェノベーゼ好きの人
ジェノベーゼってなに?
ジェノベーゼってどんな味?
日本でいうジェノベーゼとは、本場イタリアで「ペストゥ」と呼ばれているバジル(バジリコ:basilico)を使ったオイルソースのことを言います。
一方、イタリアでいうジェノベーゼとは飴色になるまで炒めた玉ねぎと牛肉を煮込んだ茶色いソースのことをいいます。
ジェノベーゼはその名前のとおりイタリア北西部の都市・ジェノヴァ発祥のソースです。
ジェノベーゼってどんな意味?特徴は?
ペストゥ(=ジェノベーゼソース)はイタリア語で「砕いたもの」という意味があり、本来は砕いたものを合わせた調味料のことを指していました。
現在はペースト状のバジル・松の実・チーズ・オリーブオイルを合わせたオイルソースとして有名であり、その豊かな香りやコクが特徴的です。
ジェノベーゼをおいしく作るには?
食材選びのポイント
食材:バジル
バジル選び
スイートバジル
バジルの中でも特に多く出回っている「スイートバジル」を使用するのをオススメします。
特徴:すっきりとさわやかなのに、やや甘い香りがするハーブです。
選ぶポイント:バジルの葉はつややかな明るい緑色で、一枚一枚がしっかりしているものを選びましょう。
*育ちすぎているものは、やや苦みを感じることが多いです。
*鮮度が落ちてくると葉が黒っぽくなり、ハリがなくなり縮んできてしまうため購入後はできるだけ早く使いきりましょう。
食材:オイル
オイル選び
オリーブオイル
ジェノベーゼのオイルにはさまざまな植物油が使われていますが、オリーブオイルがをオススメします。
特に、オリーブオイルオイルの中でも香りと品質がよい「エクストラバージンオリーブオイル」を選ぶのがよいでしょう。
ジェノベーゼは、ほとんど加熱をしないのでオイルそのもののよさがソースの仕上がりに影響を与えます。
食材:チーズ
チーズ選び
パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・サルド
オススメなチーズ:
イタリアチーズの王様「パルミジャーノ・レッジャーノ」
強いチーズの風味が特徴である「ペコリーノ・サルド」
日本では成城石井などの高級スーパーでしか目にしないため、見つからない場合は「粉末タイプのパルメザンチーズ」などで代用しても問題ありません。
材料
ジェノベーゼソース(バジルソース) 4人前
材料(小瓶1個分)
- バジル(葉のみ):35g
- ニンニク:10g(1かけ)
- 松の実:10g
- オリーブオイル:60g
- 塩:3g
- パルミジャーノ(すりおろし):10g
事前準備
- バジルは洗って、葉の部分のみ取っておきましょう。
水気はしっかりとりましょう。
→水分が入ると水っぽいソースになってしまいます。 - 松の実はあらかじめ160℃×5~6分程度ローストしておきましょう。
→すぐに使用できるようにするためです。 - パルミジャーノチーズはすりおろしておきましょう。
→すぐに使用できるようにするためです。
ジェノベーゼソース(バジルソース)の作り方
工程とポイント
①材料を準備する
バジルは写真のように葉の部分だけにしておきましょう。
②ニンニクを粗みじん切りにする
ニンニクは皮をむいて、粗みじん切りにします。
ニンニクチューブでもいいの?
家にニンニクが無い場合は、「ニンニクチューブ」でも構いません。
しかし、ニンニクチューブにする場合は全部食材が混ざったあとに入れてください。
→早めに入れると、ニンニクの風味が失われてしまいます。
③松の実をローストする(160℃×5~6分)
松の実はあらかじめ160℃×5~6分程度ローストしておきましょう。
ローストする理由
松の実はローストすることで香ばしさが増します。
また、カリッとした状態になるので行いましょう。
④チーズをすりおろす
パルミジャーノチーズはブロックで売っているため、すりおろし器であらかじめすりおろしてください。
【プロ料理人が監修】OROSSOおろし器 おろし金チーズグレーター
価格:2,190円(税込み)
チーズ以外にも使用できる利便性あり!!
- にんじんや大根
- ショウガやニンニク
- レモンなどの柑橘類
→幅広い食品にも使用できる!!
⑤バジルをフードプロセッサーにかける
水気を取ったバジルの葉をフードプロセッサーに全て入れます。
写真のような大きさになったら一度止めます。
*フードプロセッサーの種類によって、性能が異なるため時間や速さは指定できません。
この程度の大きさで大丈夫です。
⑥残りの材料を加えてフードプロセッサーにかける
粗みじん切りにしたニンニクを加えます。
ニンニクチューブの場合
ニンニクチューブを使用する場合は、ここで投入してはいけません。
*全材料が混ざった後に加えましょう!!
→ニンニクの香りや風味が抜けてしまうからです。
次に、ローストした松の実を加えます。
塩、オリーブオイルを加えます。
今回使用したオリーブオイルはこれです。↓↓
日清オイリオグループ BOSCOエキストラバージンオリーブオイル
オリーブオイル
『エキストラバージンオリーブオイル』
→手軽な価格で手に入ります。
ミキサーにかけます。
写真のようなペースト状になるまで行います。
すりおろしたパルミジャーノチーズを加えます。
パルミジャーノチーズが手に入らないときはどうしたらいいの?
市販で売っている「粉チーズ」で構いません。
香りを求める場合は、「パルミジャーノチーズ」をオススメします。
パルミジャーノチーズの保存方法
ブロックで売っているため、使わないときは小分けにして保存すると変色もせず、味や香りも劣化しないのでよいですよ!!
再度フードプロセッサーにかけます。
ペーストの状態はお好みで構いません。
ペースト状ってどのくらい?
ペーストの状態は好みで構いません!!
食感や存在感を残したい人
→大体全体が細かくなれば大丈夫です。
原型を残さず、ソースにしたい人
→しっかりフードプロセッサーをかけてしまって大丈夫です。
パスタの作り方 ジェノベーゼ
実際に作ったジェノベーゼソースを使用してパスタを作ってみましょう。
ジェノベーゼパスタの作り方
①トマトを炒める
お好みでトマトを入れましょう。
大きめにカットしたトマトをオリーブオイルを敷いたフライパンに入れます。
しんなりするまで炒めます。
②パスタを茹でる
たっぷり沸かしたお湯に塩を5~7g入れます。
*パスタの量によって異なります。
次にパスタを入れ茹でます。
パスタの選び方
ジェノベーゼソースはオイルソースであるため、「フィットチーネ」は避けましょう。
フィットチーネのような平麺はオイル系のソースと絡みにくいためです。
③ジェノベーゼソースを入れる
パスタが茹で上がったら、先ほどのトマトを炒めたフライパンに入れます。
次に作ったジェノベーゼソースを入れます。
*パスタの量によって調整してください。たっぷり入れたほうがおいしいです。
このとき、火は止めた状態で大丈夫です。
④全体を和える
ここで味見をして、ジェノベーゼソースや塩を追加して味の調整をしてください。
やや弱火にして全体を絡めてください。
*火にかけすぎると麺が伸びてしまいます。
*香りが飛んでしまいます。
⑤完成
お好みでベーコンなどを加えてもおいしいです。
お皿に盛りつけて完成です。
保存方法
保存どうする?
冷蔵保管
冷蔵で保管すると、約2週間保存できます。
もし、冷蔵庫で約1ヵ月程度持たせたい場合は、「パルミジャーノチーズ」抜きで作り、使用するときに後からチーズを入れる持ちます。
→傷みやすい原因は「チーズ」です。
冷凍保管
冷凍で保管すると、約2~3か月保存できます。
フリーザーバックや製氷皿に入れてキューブの状態で冷凍しておくと使用しやすいです。
瓶詰する場合の注意点
瓶詰して保管する場合
清潔な密閉容器に入れて保管する場合は、必ず熱湯消毒を行ってください。
密閉容器は完全に水分が飛ぶまでしっかり乾かしてください。
容器の8分目までソースを入れたら一番上にオリーブオイルを優しく注いでください。
→オリーブオイルが膜を張るため、ソースが酸化してしまうのを防ぎます。
まとめ
ジェノベーゼソースを自宅で作るのは手間がかかるのでは?と、思うかもしれませんがバジルさえあればフードプロセッサーを回すだけで簡単に作ることができるのです。
また、多めに作っておくとパスタ以外の魚のムニエルや豚のローストにも合うのでオススメです。
いつもは市販のソースですが、たまにはソースから作ってみても楽しいかもしれません。
自宅でもお店の味を簡単に作ることが可能なので、ぜひ試してみてください。
暑い日には、カッペリーニなどの細い冷製パスタにも合うのでおいしいですよ。
自分だけの好みの味を作ってみてください。
- フードプロセッサーで簡単に作れる
- 自分好みにアレンジできる
- パスタ以外にも使用できる
- 保存が効く
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