こんにちは!あおぺこです。
今回は、「健康や美容に効果があるりんごをたっぷり使ったタルトタタン」を自宅で作るレシピをご紹介します!!
りんごの旬は秋から冬にかけてですが、夏のりんごは酸味がありシャキシャキしているので旬のりんごとは別の味わいが楽しめます。
夏の暑い時期にもおいしく低カロリーなケーキとしてタルトタタンをオススメします。
- 低カロリーなケーキを求めている人
- 健康や美容に関心のある人
- りんご好きの人
- りんごを大量に使用したい人
目次
タルトタタンとは?
タルトタタンってなに?
タルトタタンとは、甘く煮詰められたりんごがたっぷりとのったお菓子のことです。
発祥はフランスで、いまでは世界各国で親しまれているスイーツです。
アップルパイとの違いとは?
りんごの焼き菓子は、有名なのがアップルパイですが、タルトタタンとどのように違うのでしょうか?
タルトタタンとアップルパイの違いとは?
タルトタタンの特徴
- 生地部分が下にある
- りんごのカットが大きい
- じっくりと煮込まれ飴色に輝いている
アップルパイの特徴
- 煮詰めたりんごを上から生地で包んでいる
- りんごのカットが小さい
タルトタタンの由来とは?タタン姉妹?
タルトタタンとは、英語ではなくフランス語で19世紀後半のフランスで生まれました。
ホテルを営むタタン姉妹が、りんごのタルトを作る際にタルト生地を忘れて、りんごやバター、砂糖だけで焼いてしまったことが誕生のきっかけだといわれています。
つまり、タルトタタンの名称の由来は、姉妹の名前です。
タルトタタンとは、「タタン姉妹によって作られたタルト」という意味になります。
うっかりミスによって、お菓子の新しい歴史が作られたと思うと興味深いですね。姉妹の微笑ましいエピソードから生み出された可愛らしいお菓子だといえます。
『りんごの知識』について知りたい人はコチラを参考にしてください!!
材料
パイ生地 材料(直径21cm×1台)
材料(直径21cm×1台または直径16cm×2台)
パイ生地(ブリゼ生地)
- 強力粉:40g
- 薄力粉:40g
- 塩:1g
- 無塩バター:60g(1cm角切りカット)
- 水:40g
★21cmの型だと1台分になります
★16cmの型だと2台分になります
市販のパイシートでもOKです。
おすすめの市販「パイシート」はこれ!!
自分でパイシートを作るのは大変。。と思う方はこれを購入すると簡単にパイ系のお菓子を作ることができます。
事前準備
- パイ生地を作るパイ皿には無塩バターを全体に振っておきましょう!
→焼成後、パイがパイ皿にくっついてしまうのを防ぐためです。
事前準備の重要性
お菓子作りはあらかじめ事前に行っておくと時間を短縮できる場合が多いです。
例えば、すぐに作り始めたいのにバターが硬すぎて混ぜるのに苦労したり。。
今すぐ焼成したいのに温度が上ってなかったり。。
そんなことを防いで時間を有効活用しましょう!!
パイ生地 ブリゼ生地とは?
今回は、パイにブリゼ生地を使用しています。
底生地に使用し、パイ皿としてキッシュやタルトタタンの皿に使用する生地です。
タルトタタン フィリング(りんごの部分)
材料(直径21cm×1台または直径16cm×2台)
フィリング(りんごの部分)
- りんご(紅玉◎、ふじ〇):800g程度(4個)
*大きさによって、個数は調整してください。 - グラニュー糖:80g
- 無塩バター:40g
- レモン汁:20g
- ブランデー:15g
カラメル
- グラニュー糖:40g
事前準備
- りんごは皮をむいて8つ切りにします。
*半分にカット→さらに半分を4つにカット
タルトタタン 作り方
工程とポイント
①材料を準備する
材料を計量します。
あらかじめ型にバターを塗っておきましょう。
②バターと溶かす
これから、りんごをソテーします。
ソテーするために、お鍋にバターを入れて溶かします。
バターを入れたら中火にします。
③グラニュー糖を加える
バターが溶けたら、グラニュー糖を一度に加えます。
③りんごをソテーする
③でグラニュー糖がバターと全体に混ざったら、りんごを加えます。
写真のようにりんごはお鍋に収まる程度であればすべて入れてしまって大丈夫です。
りんごを入れたら、強火にして炒めます。
りんごはどのくらいまで炒めるの?
全体がしんなりとして、茶色になるまで炒めてください。
*しっかりとここでりんごの水分を飛ばすこと!!
→りんごの水分が飛んでいないと、タルトタタンが出来上がったときにりんごから水分が出てしまい、パイが湿ってしまいます。
写真のようにりんごに焼き目がつき、全体が茶色っぽくなりましたら大丈夫です。
④カラメルを作る
型の底に入れるカラメルを作ります。
お鍋にグラニュー糖をそのまま入れます。
火をつけてカラメル色(こげ茶)になるまで加熱します。
少し濃いこげ茶になるくらいまで行うと、やや苦みがありりんごとの相性がよいでしょう。
写真のようなカラメル色になったら、型に流し入れます。
カラメルを型に流し入れるポイント
この時、カラメルが全体に広がっていなくても大丈夫です。
この後りんごを引き詰めて焼成するため、熱によってカラメルが溶けて全体に広がるためです。
今回使用した型は『コモントルテ型』
コモントルテ型とは?
→タルトやフランを焼く際に使われる調理器具です。
大きさは様々で、12cmや15cmもあります。
今回は21cmの大きいサイズで作りましたがお好みで調整してみてください。
⑤りんごを型に並べる
ソテーしたりんごの粗熱が取れたら、隙間なくりんごを引き詰めてください。
りんごを引き詰めるポイント
- 隙間なく引き詰めることで仕上がりがきれいになります。
→多いと思うくらいりんごを入れてしまって大丈夫です。 - りんごは同じ方向に並べてください。
→仕上がりがきれいになります。
⑥りんご 焼成する(230℃×10分)
りんごを型に並べ終たら、鉄板に乗せましょう。
次にりんごの上からレモン汁、ブランデー全体に円を描くように回し入れます。
230℃×10分焼成します。
⑦パイ生地をかぶせる
りんごを焼成し終わったら、パイ生地を型にかぶせます。
次にパイ全体にピケします。
ピケする理由は?
パイ生地を加熱すると、バターが溶けて空気が入ります。
空気が入ると、層を押し上げるためにふくらみます。
このときふくらみ具合は均一にはならず、部分的にふくらみすぎたり、火の通り具合にも差が出たりしてしまいます。
これを避けるために、焼く前の生地に細かい穴をあけることをピケするといいます。
専用の道具のピケローラーもありますが、フォークや竹串で大丈夫です。
間隔をあけて、全体にむらなく、天板や型の端の生地までピケしましょう!!
⑧全体を焼成する(220℃×15分~)
ピケしたら、220℃のオープンで15分~20分焼成してください。
どのくらい焼成するの?
目安はパイ全体に焦げ目がついたら完成です。
⑨完成
焼きあがったら、お皿を用意して型を逆さにします。
外れない場合は、型の周りに沿ってナイフなどを入れてあげるときれいに外せます。
仕上がりをきれいにするためには?
りんごをぎっしりつめることで、型から外したときにきれいな立体形になります。
また、りんごは同じ方向に並べることでより一層おいしそうな仕上がりになります。
日持ちについて
保存方法
基本、りんごも焼成しているため常温で大丈夫です。
*夏場は冷蔵保管してください。
しかし、りんごの水分は時間経過とともに出てきてしまうため出来上がり3日以内に食べるのをオススメします。
りんごの種類や時期にもよりますが、タルトタタンはより水分の少ないりんごを使用してください。
そのりんごは材料で記載のある『紅玉やふじ』です。
食べ方について
おいしい食べ方
タルトタタンのオススメな食べ方
- 焼き上がりすぐを食べるべし!
→焼き上がり直後はりんごの温かさとバターの香りが口いっぱいに広がります。 - 時間をおいてから食べるべし!
→時間を置くことでりんごとパイがなじみ、より一体感が生まれます。
また、少し時間を置くことでパイがパリッとした食感になります。 - 冷やして食べるべし!
→夏場は暑いので、冷やして食べてもおいしいです。冷やすことでりんごの味がよりしっかりと感じ、また違った風味を味わうことができます。 - アイスをのせて食べるべし!
→タルトタタンを少し温めて、バニラアイスをのせるとアイスが溶けておいしさが倍増します。
まとめ
タルトタタンなんて家で作れるの。。?と、思うかもしれませんがりんごがたくさん余っていたり、甘いものは食べたくてもカロリーを気にする人にはオススメのケーキです。
見た目も豪華なので、誰かにプレゼントしたりお家パーティーで振舞っても喜ばれると思います。
また、甘いものが苦手な方でもりんごがぎっしりなので酸味もあって食べやすいです。
- りんごをたくさん使用できる
- カロリーが低い
- 見た目が豪華
- 甘いものが苦手な方でも食べやすい
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