こんにちは!あおぺこです。
今回は、『栗と塩キャラメルのマーブルケーキ~クグロフ~』の作り方をご紹介します!!
栗のおいしさを塩キャラメルにより、引き立てた焼き菓子になっています。
また、マーブルにすることで味の変化と見た目の良さを楽しめるので、プレゼントレシピしてもおすすめです。
今回、「塩キャラメル」の作り方も一緒にお伝えしますので、他のお菓子やケーキにも使用してみてください。
- 栗の焼き菓子を作りたい人
- 手作りお菓子をプレゼントしたい人
- 味と見た目にこだわったお菓子を作りたい人
『栗』を使った他のレシピも一緒に見たい人は以下をご覧ください!!
目次
クグロフとは?
クグロフ 解説
クグロフとは?
クグロフはオーストリア、スイス、ドイツ、フランスのアルザス地方発祥のお菓子です。
クグロフ型と呼ばれる独特の型を使い焼き上げたものを指します。
そのため、パンとしてもケーキとしても楽しまれる食べ物だといえます。
クグロフは、伝わり方によって味やレシピが異なる⁉
フランス地方
砂糖・卵を多く含んだ発酵生地を焼き上げたお菓子で、ブリオッシュに似た発酵生地は「パータ・クグロフ」と呼ばれているパンの一種です。
ドイツ地方
パウンドケーキに似た生地で焼き上げる、お菓子よりのクグロフがウィーン・ドイツスタイルです。
→今回は『ウィーン・ドイツスタイル』のクグロフをお伝えします!!
クグロフ型の特徴
クグロフの大きな特徴は外見である『クグロフ型』です。
クグロフ型とは?
外側に斜めの溝独がある山のような形をしています。
オーストリア、スイス、ドイツではなにか特別なことがあったり、贅沢な朝食のために自家製のクグロフを作る習慣があるため、昔ながらの家庭では一家に一台クグロフ型があるともいわれています。
一説にはキリスト生誕を祝うために旅をしていた占星術が宿を提供してくれた人へのお礼としてプレゼントしたのがクグロフの起源とされていて、こうした意味合いからお祝いごとに使われる食べ物になったという話もあります。
おすすめの『クグロフ型』はこれ!!
『タイガークラウン Black フッ素樹脂 クグロフ型 小』
特徴:型離れが良いのでお菓子やパンがとても可愛く焼けます。また、洗いやすいのが特徴です。
クグロフ型 1台分(小)
材料
材料
塩キャラメル
- グラニュー糖:50g
- 水:25g
- 生クリーム:50g
- 塩:1g
マロンケーキ生地
- 無塩バター:80g
*クグロフ型に塗るバターは別途5g程度用意します - 粉糖:60g
- 全卵:80g
- 薄力粉:80g
- ベーキングパウダー:1g
- 塩:少々
- 栗の渋皮煮:60g(5mm角にカット)
工程とポイント
事前準備の重要性
お菓子作りをするときは、事前に準備を行っておくことでスムーズに仕上げることができます。
例えば、すぐに作り始めたいのにバターが硬すぎて混ぜるのに苦労したり。。
今すぐ焼成したいのにオーブンの温度が上ってなかったり。。
そんなことを防いで時間を有効活用しましょう!!
事前準備
- 型にはバターを塗っておきましょう!
→焼成後、型から外しやすくするためです。 - バターは常温に出しておきましょう!
→混合しやすくするためです。 - 栗の渋皮煮はカットしておきましょう!
→生地にすぐ投入できるようにするためです。 - 粉類はふるっておきましょう!
→生地と合わせたときにダマになるのを防ぐためです。 - オーブンは作業を開始と同時に余熱をはじめましょう!
→型に流したらすぐに焼成するためです。
①材料を準備する
全卵も先に混合してしまって大丈夫です。
すぐに投入できる状態にしておくと生地を仕上げるまでに時間がかからないので、スムーズに行えます。
②クグロフ型にバターを塗る
クグロフ型にバターを塗ります。
塗り残しが無いように型全体にバターを伸ばしてください。
③キャラメルを作る
鍋にグラニュー糖と水を入れます。
お鍋を中火にかけて、塩を入れます。
カラメル色になるまで煮詰めます。
写真のようにカラメル色になれば大丈夫です。
カラメル色になったら、火を止めて室温にした生クリームを2回に分けて加えます。
一度に加えると生クリームが均一に混ざりにくいためです。
全体を混ぜたら、さらに火をつけて煮詰めます。
再度カラメル色になったら、ボウルに移し入れて粗熱を取ります。
④バターにグラニュー糖と塩を合わせる
室温に出しておいたバターをホイッパーでなめらかにします。
バターがクリーム状になったら、粉糖を2回に分けて加えよく混合します。
写真のように「クリーム状」になれば大丈夫です。
次に塩も加えて全体をしっかり混合します。
⑤卵を加える
④の生地にほぐした全卵を少しずつ加えます。
卵を少しずつ加える理由
バターの生地と卵は粘度が異なるので、一気に投入してしまうと分離してしまうおそれがあるためです。
全卵は3~4回に分けて少しずつ加えます。
全卵を加える毎にしっかりホイッパーで全体を混合してください。
⑥粉体を加える
ふるっておいた粉体をを一度に加えます。
粉体部分がなくなるまでしっかり合わせます。
⑦塩キャラメル生地を作る
⑥で出来たプレーン生地の1/5を塩キャラメルのボウルに入れます。
軽く全体を混ぜます。
マーブルにするのでしっかりプレーン生地と混ぜなくて大丈夫です!!
⑧カットした栗を生地に合わせる
5mm角にカットした栗の渋皮煮をプレーン生地4/5のボウルにいれます。
栗の渋皮煮が全体に散らばるように生地全体を混ぜます。
⑨プレーン生地と塩キャラメル生地を合わせる
塩キャラメル生地を栗を入れたプレーン生地が入ったボウルに入れます。
全体を軽く混ぜます。
混ぜすぎ注意!!
「マーブル」にしたいので、プレーン生地と合わせるときには軽く混ぜましょう!!
⑩クグロフ型に生地を入れる
型に流し入れます。
マーブルを壊さずに型に入れるコツ!!
- マーブル生地をゴムベラですくいながら、型にいれることできれいなマーブルを壊さず入れることができます。
- 生地は少しずつではなく、多めにすくいとってあげましょう。
*ボウルの淵で生地を切らないでください。
→マーブルがつぶれてしまいます。
⑪焼成する(170℃×25分~)
焼きあがったら、クグロフ型を逆さにして粗熱を取ってください。
⑫型から外す
粗熱が取れたら、型から外しましょう!
⑬完成
日持ちについて
保存方法
基本、今回のクグロフは常温で大丈夫です。
パウンドケーキと同じ扱いで構いません。
常温ですと1週間程度もちます。
夏は温度が高くなるので、冷蔵庫で保存してもよいと思います。
冷蔵庫で保存したあと、どのように食べるのがオススメかご紹介します。
- 冷蔵庫で冷やす
→パウンドケーキを冷蔵するとふんわりからよりしっとりしておいしくなります。
特に!!キャラメル生地のクグロフはしっとりすることでより濃厚な味わいになります。 - レンジで20秒ほど温めてアイスをトッピングする
→レンジでほんのり温められた上にアイスをトッピングすることで、アイスが溶けて、クグロフにしみ込みます。
「温かい、冷たい」の2つの味わいが口いっぱいに広がるのでおいしいです。
冷凍庫保管
→冷凍庫で約1ヵ月程度持ちます。
- 焼成後、粗熱をとりしっかり全体をラップで覆います。
- ジップロックや袋に入れて冷凍庫に入れます。
1ヵ月以上持ちますがパサつきが目立ってくるため、おいしさが低下します。
まとめ
栗を使用したスイーツはたくさんありますが、味や断面にこだわった焼き菓子を作ってみるのも楽しいかもしれません。。
「クグロフ型」を使用して様々なレシピのクグロフに挑戦してみてください。
今回のレシピは栗を使用しているので「秋のスイーツ」としてもオススメです。
また、日持ちするので作り置きをして、食べたいときに解凍できるお菓子としてもうれしいですね。
- 味のこだわりと断面の見た目を楽しめるケーキである
- 秋にピッタリな栗を使用したケーキである
- 焼き菓子なので日持ちするケーキである
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