こんにちは!あおぺこです。
今回は、「ハロウィンに作りたい見た目もかわいいかぼちゃのモンブランケーキのレシピ」をご紹介します!!
かぼちゃを使ったお菓子はプリンや焼き菓子のイメージが多いかもしれません。。
そこで、今回はかぼちゃの風味や食感を楽しめるモンブランムースケーキにしてみました。
顔もつけて、お子さんにも喜んでもらえるようなかわいらしい「かぼちゃおばけ」を再現してみました!
- ハロウィンにケーキを作りたい人
- 見た目も楽しめるスイーツを作りたい人
- かぼちゃ好きの人
『モンブランタルトのレシピ』も一緒に見たい人はコチラご参考にしてください!!
「かぼちゃ」ってどこの産地がおいしいの?
産地と食感の違い
かぼちゃは品種は「粘質系」と「粉質系」に別れています。
粘質性とは?
ねっとりした粘質系の東洋種かぼちゃのことです!!
例えば。。
ニュージーランド産やえびすかぼちゃはやわらかくねっとりしています。
粉質性とは?
水分が少なくホクホクとした粉質系の西洋種かぼちゃのことです!!
例えば。。
メキシコ産や日本産ならみこや、マロンかぼちゃはほっこりしています。
「産地」よりも自分の好みや調理方法に合わせてかぼちゃを選ぶほうがよいでしょう。
流行りのピーナッツかぼちゃとは?
バターナッツかぼちゃは、「バターナッツ・スクワッシュ」とも呼ばれる南アメリカ生まれのかぼちゃです。
バターナッツかぼちゃの特徴
ひょうたんみたいな形をしています。
膨らんだ部分は甘みがあり、膨らんでいる部分は特にねっとり、バターのようなコクがあります。
バターナッツと言われるように、ナッツのような風味も持っているのが特徴です。
tenki.jpより写真を引用
ココアスポンジ(15cmデコ型1台)
材料
ココアスポンジ 材料
- 全卵M玉:2個
- グラニュー糖:60g
- バニラエッセンス:2~3滴
- 薄力粉:50g
- ココア:5g
- 無塩バター(溶かし):20g
工程とポイント
事前準備の重要性
お菓子作りをするときは、事前に準備を行っておくことでスムーズに仕上げることができます。
例えば、すぐに作り始めたいのにバターが硬すぎて混ぜるのに苦労したり。。
今すぐ焼成したいのにオーブンの温度が上ってなかったり。。
そんなことを防いで時間を有効活用しましょう!!
事前準備
- デコ型には「わら半紙やクッキングペーパー」で敷紙を準備しておきましょう!
→焼成後、型から外しやすくするためです。 - 卵は常温に出しておきましょう!
→材料を混合する際に温度差がありすぎると、分離するリスクがあるためです。 - 粉類はふるっておきましょう!
→生地と合わせたときにダマになるのを防ぐためです。 - オーブンは作業を開始と同時に余熱をはじめましょう!
→型に流したらすぐに焼成するためです。
わら半紙を敷く方法
- 側面を敷く
- 底面を敷く
→紙型が安定するためです。
わら半紙をカットするときの注意点
- 側面は型よりも5mm程度低くカットしましょう。
→焼成後、逆さまにするためです。 - 折り目は付けないようにしましょう。
→焼成後、しわの原因になります。
おすすめのデコ型
特徴:スポンジケーキを焼くのに最も適した基本的な型です。
熱伝導が良く、型離れも良いので美しい焼き上がりになります。
型の大きさは15cmが一般的なホールケーキの大きさであるのでおすすめです。
①全卵とグラニュー糖を混合する
全卵2個にグラニュー糖を一度に加え、しっかり混合します。
次に先ほど混ぜたボウルを湯せんボウルにあて、グラニュー糖を溶かします。
グラニュー糖が溶けたら、湯せんボウルから外します。
*この湯せんボウルはバターを溶かすために使用します。
グラニュー糖が溶けたらハンドミキサーでしっかり泡立てます。
②ふるった粉体を合わせる
①にバニラエッセンスを2~3滴加えます。
再度、ハンドミキサーで丁寧に泡立ててください。
全体が混ざったら、ふるった粉体(薄力粉+ココア)を一度に加えます。
ゴムベラに変えて「艶」がでるまでしっかり合わせましょう。
③溶かしバターを混ぜる
湯せんで溶かした溶かしバターのボウルに②で出来た生地1/2を入れます。
ホイッパーでバターが混ざるまでしっかり混合します。
バターが混ざったら、②で出来た残りの生地に戻し入れます。
全体の生地が混ざるように手早く混ぜます。
④焼成する(170℃×20分~)
わら半紙を敷いた15cmのデコ型に生地を流し入れます。
170℃×20分オーブンで焼成します。
⑤スポンジをスライスする
焼成後、冷めたら1cmの厚さにスライスします。
3枚ほどにスライスできます。
『スポンジ』の詳細レシピはこちらをご参考にしてください!!
おすすめのハンドミキサー
『クイジナート スマートパワーハンドミキサー(収納ケース付き)』
- 5段階のスピード切り替えと、マカロンやシフォンケーキ作りに最適なバルーンウィスクであっという間にキメ細かくツヤのある仕上がりに!!
- 収納時もコンパクトなハードケース2種のアタッチメントやヘラ、コードを全てまとめられるのでキッチンまわりもすっきり!!
かぼちゃムース
工程とポイント
①ココアスポンジをくり抜く
直径12cmと直径13cmの円形にカットします。
カットする方法は、ボウルをあてて包丁でカットしてもよいですし、型でくり抜いても構いません。
写真のように大きさの異なる2枚を作ります。
直径12cmと直径13cmの円形にカットする理由
ケーキの断面を層にするためです。
完成形のイメージはこれです!!
今回、かぼちゃムースをボウルで作るので、スポンジの大きさを2種類にして「底面」と「中央」に入れます。
②スポンジにクリームチーズを塗る
トッピング
- クリームチーズ(kiri):1P(18g)
*室温ににして柔らかくしておくこと - ラム酒漬レーズン:10g
12cmのスポンジにクリームチーズを塗ります。
ラム酒漬けレーズンを全体に散りばめます。
写真のような状態になれば大丈夫です。
③材料を準備する
材料
- 冷凍かぼちゃ:130g
- クリームチーズ(kiri):2P(36g)
- 牛乳:80g
- グラニュー糖:40g
- 塩:2~3g
- ナツメグ:3振り程度
- ゼラチン:3g
- 水:21g
- 生クリーム(35g):100g
冷凍かぼちゃは600g×3分温める。
かぼちゃは皮をとって「130g」にしてください!!
*レンジで温めてから皮を取ってください。
④ゼラチンをふやかす
水にゼラチンをふやかします。
水全体にゼラチンを散りばめてください。
⑤かぼちゃムースの生地を作る
解凍したかぼちゃをフードプロセッサーに入れます。
グラニュー糖を入れてミキサーにかけます。
全体が少し混ざったら、クリームチーズをちぎって加えます。
再度フードプロセッサーで混ぜます。
クリームチーズを加える理由
クリームチーズを入れると、さっぱりとして後味にコクが残ります。
かぼちゃの風味を引き立てるために少し加えます。
次に室温に置いた牛乳を加え、なめらかになったらボウルに移します。
⑥塩、ナツメグを加える
⑤で出来た生地をボウルに移したら、ナツメグを3振り程度加えます。
一緒に塩2~3gも加えます。
全体をゴムベラで混ぜます。
⑦ゼラチンを加える
先ほど溶解させたゼラチンを湯せんで溶かします。
溶けたら、一度に加え、全体を混ぜます。
オススメのフードプロセッサーはこれ!!
⑧生クリームを加える
生クリームを作る
生クリームを泡立てて、8分立て生クリームを作ります。
デコレーションをする生クリームに比べ、やや緩い状態で大丈夫です。
8分立てした生クリームをを2回に分けて加えます。
ホイッパーでしっかり混ぜてください。
写真のように全体が混ざれば生地の完成です。
⑨ボウルに生地を流し入れる
13cmステンボウルに生地の半分を流し入れます。
はじめに作ったクリームチーズ+レーズンがのったココアスポンジを上側にして入れます。
次に残りの生地をステンボウルに流し入れます。
底面に先ほどカットした13cmのココアスポンジをのせてラップをして冷蔵庫で冷やします。
ラップをする理由
ココアスポンジが乾燥してパサパサになるのを防ぐためです。
かぼちゃクリーム(モンブラン用)
工程とポイント
材料
- 冷凍かぼちゃ:150g
- グラニュー糖:30g
- 塩:2~3g
- ナツメグ:3振り程度
- 無塩バター(室温):30g
- 生クリーム(35g):20g
- *片目口金(片平口金)、絞り袋使用
片目口金:特徴
- 片目口金は、絞り口が平らな口金。片側だけに筋がついている
- クリームを同じ厚みで薄く塗り広げる必要があるお菓子に使用
- 生地とクリームを交互に重ねるようなお菓子に使用
→クリームをヘラで均一に薄く広げるのはかなりコツがいるので、そのときに活躍する口金
①材料を準備する
バターは室温に出しておいてください。
→柔らかくしておくためです。
②かぼちゃをペースト状にする
冷凍かぼちゃはレンジで600W×3分温めてください。
かぼちゃは皮をとって「150g」にしてください!!
*レンジで温めてから皮を取ってください。
グラニュー糖、塩、ナツメグを入れてフードプロセッサーにかけてペースト状にします。
③バターを加える
室温で柔らかくなったバターを数カ所に入れます。
再度フードプロセッサーにかけます。
写真のようにバターが全体に混ざれば大丈夫です。
④生クリームを加える
室温にした生クリームを入れて全体が混ざるまでフードプロセッサーにかけます。
ボウルに移して、30分ほど冷蔵庫で冷やします。
絞れる硬さになれば大丈夫です。
→バターが入っているので冷やせば硬くなります。
片目口金と絞り袋を用意してクリームを詰めればデコレーションしましょう。
飾り
かぼちゃの皮で目・鼻・口を作る
かぼちゃの皮を包丁やクッキーの抜き型を使用して、自分の好みの顔に作ってみてください。
今回使用した「抜き型」はこれ!!
クッキーも焼けるので持っておくと様々な場面で使用できるのでおすすめです。
デコレーション
モンブランデコレーションをする
ステンボウルで作ったかぼちゃムースをボウルから外します。
ボウルから外す方法
一回り大きなボウルに40℃程度のお湯を張り、お湯に触れないよう注意しながら10秒程度浸します。
→ゼラチンが取れて「するっと」ボウルから外れます。
ボウルから外したかぼちゃムースは回転台に乗せます。
回転台がない場合は、お皿で構いません。
下から上に向けて絞ります。
きれいに仕上げるポイント
隣と少し重なるように絞りましょう!!
中心に向かって絞るときれいな円形を描けます。
飾りで作った「目・鼻・口」をお好みの位置につけたら完成です。
今回は、余った皮を頭に付けてみました!
断面を切ると、層になっています。
間にクリームチーズとレーズンが入っていてアクセントになります。
日持ちについて
保存方法
冷蔵庫で3~4日程度日持ちします。
*カスタードクリームや生クリームを入れていないので少し日持ちします。
また、カットした断面は乾燥しないようにラップをぴったり付けてください。
まとめ
かぼちゃを使用したスイーツはたくさんありますが、見た目も味もこだわったホールケーキを作ってみるのも楽しいかもしれません。。
様々な表情の「かぼちゃおばけ」を作ってみてはいかがでしょうか。
お子さんや友達と一緒に作って、お家パーティーで楽しく食べるのもオススメです。
また、味もかぼちゃ本来の甘さを活かした配合になっているので、かぼちゃ好きにはたまらないケーキレシピになっています。
ぜひ、ハロウィンに作って楽しんでください。
- みんなで楽しめるケーキ
- ハロウィンなどのイベントにピッタリなケーキ
- かぼちゃのおいしさをギュッと詰めたかぼちゃ好きのためのケーキ
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