こんにちは!あおぺこです。
今回は、「プリン好きにはたまらない!!濃厚なめらかBIGプリン」を自宅で作るレシピを伝授します!!
プリンは子供から大人まで幅広い世代に愛させるスイーツです。。
せっかくなら、BIGサイズで作って心ゆくまで食べたい!!と思ったことはありませんか?
今回ご紹介するレシピは中心部分はなめらかでとろっとしていて、外側になるにつれて固めの濃厚感を味わえる1つのプリンで2度おいしい!!と思っていただけるような設計になっています。
どうして、1つのプリンで2つの食感をだせるのか??
詳しく見ていきましょう!!
- 簡単に濃厚なめらかプリン作りたい人
- 固めのプリンを作りたい人
- プリン好きの人
他の種類のプリンを作りたい人はコチラ↓↓
目次
プリンとは?
プリンの由来と語源
プリンとは?
プリンは英語のプディング(Pudding)から来た日本語です。
イギリスで作られ保存食(多様な蒸し料理の総称)として伝わりました。
プリン(プディング)といえば、今では甘いカスタードプリンを想像する人が多いと思います。
しかし、もとは小麦粉、卵、牛乳を混ぜて、肉や果物にぬって蒸したものでした。
プリンは、正式名称を「カスタード・プディング」といいます。カラメルソースがかかった、牛乳と卵と砂糖とバニラで作るスイーツのことです。
つまり、プディング(Pudding)とプリンは全くの別モノというわけではなく、プリンはプディングの一種ということになります。
プディング(Pudding)は非常食⁉
当時、航海中の食料不足は船乗りたちの最大の問題でした。いったん海に出てしまうと、簡単に食料の補給ができないので、船に積んだ限りある食料をできるだけ有効に使わないといけなかったのです。
普通は捨ててしまうような肉のかけらやパンくずなどを有効活用し、おいしい料理にする方法を探していました。
そこで、余った材料を全部集めて卵と一緒に蒸し焼きにして食べていたそうです。
これもプリンの原型だといわれています。
私たちが知ってる甘いプリンはどうやって伝わったの?
18~19世紀頃のフランスで誕生しました。
フランス語では、Crème renverse(クレーム・ランヴェルセ)と呼ばれているよ。
renverseとは「ひっくり返した」という意味で、出来上がったものを逆にしてお皿に盛り付けるところからついた名前です。
日本にプリンが伝わってきたのは江戸時代後期~明治の初期といわれていて、1872年の「西洋料理通」で、ポッディングという言葉で紹介されました。
日本の一般家庭に普及(ふきゅう)したのは、家庭で作れるプリンの粉が発売された20世紀後半です。
「プディング」は牛乳と卵などを使った蒸し料理やスイーツの総称、「プリン」は日本語であり、プディングの一種「カスタードプディング」を指します。
材料
ケーキ デコ型15cm×1台分
材料(ケーキ デコ型15cm×1台分)
カスタードプリン生地
- 全卵(M玉):2個
- 卵黄:5個
- グラニュー糖:60g
- 生クリーム(45%):200g
- 牛乳:180g
- バニラエッセンス:3~4滴
カラメル
- グラニュー糖:30g
- 水:10g
- お湯:10g
作り方
工程とポイント
先に『カラメル』を作りましょう!!
→カラメルを固めておくためです。
①カラメルを作る
鍋にグラニュー糖と水を量り入れます。
洗い物を減らすために、直接鍋にグラニュー糖と水を計量しましょう!
鍋底から火がでない程度の中火にします。
写真のようなカラメル色になってきます。
沸騰し続けると写真のようにやや濃いカラメル色になります。
濃いカラメル色になったら、お湯10gを加え、温度上昇を止めます。
火を入れすぎてしまうと「苦いカラメル」になってしまうので、火の入れすぎには注意しましょう!!
②デコ型にカラメルを流し入れる
デコ型の底にカラメルを流し入れます。
カラメルは型全体に伸ばさなくても大丈夫です。
→焼成しているときに熱によって均一になるからです。
今回使用したデコ型
特徴:スポンジケーキやプリンなどを焼くのに最も適した基本的な型です。熱伝導が良く、型離れも良いので美しい焼き上がりになります。
型の大きさは15cmが一般的なホールケーキの大きさなので他のスイーツにも使用できておすすめです。
③材料を準備する
卵は事前に割り、全卵2個+卵黄5個をボウルに入れておきましょう!
④卵とグラニュー糖を混合する
全卵2個+卵黄5個をボウルに入れます。
ホイッパーでよく混合してください。
グラニュー糖を一度に加え、ホイッパーでよく混合してください。
全体的に混ざれば大丈夫です。
⑤バニラエッセンスを加える
②で混合したボウルにバニラエッセンスを3~4滴加えます。
バニラエッセンスを加える理由
卵の臭み消しになります。
また、バニラの風味を付与します。
→よりおいしくなります!!
⑥牛乳と生クリームを温める
牛乳と生クリームをお鍋に量り入れます。
お鍋のふちがふつふつとしてくるまで温めます。
温めている間は、ゴムベラでかき混ぜてください。
→牛乳と生クリームを均一にするためです。
⑦③の卵が入ったボウルに⑥を2回にわけて入れる
混合した卵の入ったボウルに先ほど温めた牛乳+生クリームを2回に分けて混合します。
2回にわけて入れる理由
一度に加えてしまうと粘度が異なるので混ざりにくいためです。
→少しずつ加えたほうが全体が均一に混ざりやすいです。
全体が混ざるでしっかり混合しましょう。
⑧ストレーナーに通す
混合したら一度ストレーナーに通してください。
ストレーナーに通す理由
溶け残りやダマを取り除くためです。
→くちどけやなめらかさが良くなります。
オススメのストレーナー
引っ掛ける部分があるストレーナーがオススメです!!
→引っ掛ける部分があると、量が多い場合でも簡単に1人で作業ができます。
⑨生地を流し入れる
カラメルを敷いたデコ型に生地を流し入れます。
⑩バットにお湯を張る
深めのバットや天板にデコ型の1/2程度までお湯を張ります。
湯せん焼きのようにすることで、くちどけの良いなめらかさに仕上がります。
⑪アルミホイルで上部を覆う
蒸し焼きにするためにアルミホイルで上部を覆います。
焼成時間も長いので焦げ防止にもなります。
アルミホイルで覆ったら、160℃×28分~焼成します。
生地温が低いと焼成時間がかかります。
→2~3分焼成時間を延ばしてください。
⑫焼成後
型を揺らしたときに中心部分が揺れなければ完成です。
⑬型から外す
焼成後、粗熱が取れたら型の側面に沿って包丁を入れます。
この時、カラメルが浮き出てきます。
型より大きいお皿を裏返し、型の上部に付けます。
お皿ごとひっくり返します。
型から外して完成です。
- お皿が小さいとカラメルが飛び散ってしまうおそれがあるので、大きめのお皿にしましょう!
- 型に入れたまま長時間放置すると、カラメルが固まって底面がきれいに外せなくなるので温かいうち(粗熱がとれたら)型から外してください!!
側面は「素」が入っていて固めに仕上がっています。
冷蔵庫で30分~1時間程度冷やしたらカットして取り分けましょう!
断面に気泡が入らず、なめらかに仕上がっています。
日持ちについて
保存方法
おいしいうちに食べたいなら。。
冷蔵庫で4~5日以内に食べてください。
*ラップは「表面、切り口」にしっかりつけてください(ニオイ移りする可能性があります)
1週間以内であれば食べられます。
しかし、5日を越えてくるとなめらかな食感から固めの食感に変わりおいしさが低下します。
おいしい食べ方
生クリームやアイスを一緒に添えると、より風味の変化が楽しめます!!
まとめ
本日お伝えしたかぼちゃプリンは「デコ型で作る濃厚なめらかカスタードプリン」のレシピになります。
中心部分をとろっとなめらかにし、側面に向かって固さや濃厚感を付与できるプリンにするためには、プリンを「BIG」に作る必要があります!!
そのために、デコ型を使用したレシピをお伝えしました。
もちろん、ココットなどの小さい容器でもこのレシピで作ることは可能ですが、1つのプリンで2つの食感や味わいを楽しむためには、デコ型で作るプリンをおすすめします!!
ぜひ、一度試してみてください!!
→とろっと、なめらかの良さが引き立つ