こんにちは!あおぺこです。
今回は、「コーヒーのほろ苦さとマスカルポーネチーズの濃厚かつコクのある大人ティラミスケーキ」を自宅で作るレシピを伝授します!!
ティラミスは主にスポンジ、コーヒーシロップ、マスカルポーネチーズなどシンプルな材料からできているので材料さえあれば作るのも簡単であり短時間で仕上げることができます。
ティラミスの食感はとろっとしたクリーム状のタイプもありますが、今回はゼラチンを配合した固めのタイプに仕上げてみました。
個別の容器に入れると、容器を揃えたり冷蔵庫内がいっぱいになってしまいます。
また、大きい容器に作って取り分けるのもよいですが盛り付けたときの見た目がきれいになりにくいです。
なので、ホールケーキのようなティラミスケーキにすることで容器いらずで見栄えもよい仕上がりにしました。
- 甘さ控えめのスイーツを作りたい人
- コーヒーに合うケーキを作りたい人
- ティラミス好きの人
目次
ティラミスとは?
ティラミスの由来
ティラミスとは?
北イタリアベネト州のヴェネツィアで生まれた、マスカルポーネと卵をベースにしたイタリアの代表的なお菓子のことです。
ティラミスの言葉の意味
表記はイタリア語だと「Tiramisù」、ヴェネト州に移動するとヴェネツィア語で「Tiramesù」と書きます。
言葉を分解するとTira・mi・suの3つになります。
「Tira」には「引っぱって」という意味が、「mi」は「私を」、「su」は「上へ」という意味になり、直訳すると「私を上に引っぱって」
→分かりやすく訳すと「私を元気づけて」という意味になります。
材料
材料(15cmセルクル 1台分)
材料(15cmセルクル 1台分)
スポンジケーキ
- 卵(M玉):2個
- グラニュー糖:60g
- 薄力粉:50g
- 無塩バター:20g
- バニラエッセンス:3滴
コーヒーシロップ
- インスタントコーヒー:30g
- グラニュー糖:45g
- お湯:75g
ティラミスクリーム生地
- マスカルポーネチーズ:150g
- 生クリーム(35%):150g
- 卵黄:2個
- グラニュー糖:60g
- 牛乳:40g
- ココアパウダー:50g
- 板ゼラチン:5g
- *粉ゼラチンの場合
粉ゼラチン:5g
水(ふやかすため):30g
作り方
工程とポイント
①ティラミスの材料を準備する
今回使用する材料はこちらです。
スポンジのレシピにつきましては、以下のブログを参考にしてください!!
②コーヒーシロップを作る
インスタントコーヒーは粉でも顆粒でも構いません。
インスタントコーヒーとグラニュー糖を混合して、お湯を少しずつ加えながら溶解します。
コーヒーが溶解すれば大丈夫です。
③板ゼラチンを水に溶解する
板ゼラチンを水に入れてふやかしておきます。
板ゼラチンは30分以上水につけておく事!!
→板ゼラチンをふやかすためです。
今回は『板ゼラチン』を使用しましたが、ない場合はゼラチンパウダーでも構いません。
板ゼラチンを使用するメリット
- 透明感が高い
→透明のゼリーを作る場合は板ゼラチンを使用すると透き通った仕上がりになりきれいです! - 食感がなめらかになる
→ゼラチンを使用するとつるんとした食感になりますが、その中でも板ゼラチンはなめらかな仕上がりになります!
オススメの『板ゼラチン』はこちらです!!
【ゼリー強度】230〜250 【1枚あたりの重さ】約2g
厳選された豚皮を原料とした板ゼラチンです。「グランベル 板ゼラチンゴールドエキストラ」をお求めやすい容量に小分け致しました。
④卵黄+牛乳+グラニュー糖を混合する
卵黄2個入ったボウルに牛乳を一度に加えます。
次にグラニュー糖を一度に合わせます。
しっかり混合します。
⑤生地にとろみがつくまで温める
混合した④の生地を鍋に移します。
とろみがつくまで弱火で煮上げます。
写真のように底が見える程度までとろみがついたら大丈夫です。
⑥ふやかしたゼラチンを加える
水にふやかした板ゼラチンを軽く絞り、煮上げた生地に加えます。
生地の熱で板ゼラチンを溶かします。
⑦ストレーナーで濾す
ストレーナーに通す理由
溶け残りやダマを取り除くためです。
→くちどけやなめらかさが良くなります。
オススメのストレーナー
引っ掛ける部分があるストレーナーがオススメです!!
→引っ掛ける部分があると、量が多い場合でも簡単に1人で作業ができます。
⑧マスカルポーネチーズと合わせる
ゴムベラでマスカルポーネチーズをなめらかにします。
マスカルポーネチーズが入ったボウルに⑦で濾した生地を3回に分けて加えます。
加えるごとにしっかり混合しましょう!
→少しずつ加える理由は生地とマスカルポーネチーズを均一に混合するためです。
⑨氷水で冷やす
氷水にあててとろみをつけます。
⑩生クリームと合わせる
生クリームを8分立てにします。
生クリームを作る
生クリームを泡立てて、8分立て生クリームを作ります。
デコレーションをする生クリームに比べ、やや緩い状態で大丈夫です。
⑨でとろみがついたら、生クリームを2回に分けて入れます。
加える毎にしっかり混合してください。
2回に分けて入れる理由
生地にとろみはついていますが、生クリームと粘度が異なるので一度に加えてしまうと混ざりにくいです。
→よって、2回に分けて加えることで生クリームが均一に混ざります。
⑪スポンジをくり抜く
スポンジも改めて作るのは手間がかかりますが、「他のケーキを作ったときの余りや、多めに焼いて冷凍保存しておく」と使いたいときに時間をかけずに使用できます!
冷凍したスポンジは自然解凍で使用できます!
今回はくり抜いたスポンジを使用しましたが、間に入れるスポンジはくり抜いた後に出る外側の余りのスポンジでも構いません!!
スポンジを1cmの厚さにカットします。
2枚用意してください。
セルクルを用意してスポンジをくり抜きます。
今回使用した『セルクル』はこれ!!
ムースを固めたり生地を焼いたり様々なケーキやお菓子に使用できます!!
⑫スポンジにコーヒーシロップをうつ
セルクルで抜いたスポンジをセルクルの底に敷きます。
②で作ったコーヒーシロップをたっぷりハケでうちます。
2枚目のスポンジにもコーヒーシロップをたっぷりうってください。
シリコンのハケがオススメ!!
シリコンクッキングブラシは、スプレッドオイル、バター、ソースマリネ、バーベキューのグリルにも最適です。
シリコンバスティングブラシは、純粋なシリコンの食品グレードの素材で作られています。 230℃までの熱に耐えることができます。
⑬生地を流し入れる
ティラミスクリームを半量流し入れる。
先ほどコーヒーシロップをうった2枚目のスポンジを裏返しにします。
半量流した生地の上に裏返しのままスポンジをのせます。
さらにコーヒーシロップをスポンジにしっかりうちます。
スポンジの色が写真のように茶色くなりまでしっかりうってください。
コーヒーシロップをしっかり打つことで苦みが増し、より大人のティラミスになります!!
今回はくり抜いたスポンジを使用しましたが、間に入れるスポンジはくり抜いた後に出る外側の余りのスポンジでも構いません!!
⑭残りの生地を流す
残りのティラミスクリームを全部流し入れます。
15cmのセルクルであれば、型いっぱいに生地が入ります。
冷蔵庫で冷やし固めます。
⑮ココアパウダーをふりかける
ココアパウダーをたっぷりふりかけてください。
⑯型から外して完成
型から外して完成です。
型から外すポイント
型から外すときは、お湯につけた布巾を用意しましょう!
絞った布巾をセルクルの枠の周りにあてます。
熱でゼラチンがやや溶けてすぐに外すことができます。
カットした断面は写真のように層になります。
本格的なティラミスにするポイント
『マルサラ酒』を15cc加えます!!
*お酒は20歳になってから!!
マルサラ酒を加えると本格的なティラミスの味わいになります。
マルサラ酒とは、イタリアのシチリア島で生産される酒精強化ワインで、別名「マルサラワイン」ともいわれます。
デザートワインとしても有名です。
日持ちについて
保存方法
おいしいうちに食べたいなら。。
冷蔵庫で4~5日以内に食べてください。
→5日を越えてくると水分が出てきてしまうのでスポンジがダレてきてしまいおいしさが低下します。
*ラップはしっかりつけてください(ニオイ移りする可能性があります)
ラップの仕方
表面にはふわっと、「切り口」には空気が入らないようピッタリつけてください!!
→表面はココアをたっぷり振りかけているのでふわっとで大丈夫です。
まとめ
本日お伝えしたティラミスケーキは材料があれば、簡単に本格的な大人ティラミスを作ることができます。
スポンジも改めて作るのは手間がかかりますが、他のケーキを作ったときの余りや、多めに焼いて冷凍保存しておくと色々なお菓子やケーキに代用できるので作り置きすることをおすすめします。
また、甘いものや生クリームが苦手な人でも今回の配合ではサッパリしているのでおすすめです。
隙間時間や材料が余ったときにはぜひ作ってみてください!!
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