こんにちは!あおぺこです。
今回は、『100%ジュースで作れる暑い夏に食べたいさっぱりデザートレシピ』をご紹介します。
100%ジュースであれば構いませんので、お好みの味で作ってみてください。
本日は100%オレンジジュースを使ってご説明します。
オレンジゼリーだけでは少し物足りないけど、手間がかかるのは避けたいな。。
と、思う人向けにオレンジゼリー(ジュレ)とババロアを2層にしてみました。
また、トッピングに缶詰みかんを使っていますが家に無い場合は使わなくてもおいしいくいただけます。
混ぜて冷やすだけなので、子供とも一緒に作れるデザートとしてオススメです。
- 暑い夏場に食べたいデザートを作りたい人
- さっぱりしたデザートを作りたい人
- 簡単なデザートを作りたい人
- 子供と一緒にデザートを作りたい人
ゼリーとジュレの違いとは?
実は!!ゼリーとジュレは同じ⁈
言い方は違うものの、実はジュレもゼリーも同じものを指しているのです。
違いは語源のみで、フランス語では「gelee(ジュレ)」、英語では「jelly(ゼリーまたはジェリー)」と呼ばれています。
アメリカでは、果肉を使用していないジャムのことをジェリーと呼ぶそうですが、一般的にゼリーもジュレも同じものを指しています。
macaroniを参照
ゼリーってなに?
ゼリーとは?
ゼラチンや寒天などを使い、型に入れてしっかり固めたものをいいます。
見た目は「つるん」としていて、しっかりと弾力があるのが特徴です。
ゼリー(jelly)の語源(ごげん)については、ラテン語の「凍(こお)る、固まる」を意味するゲラーレ(gelare)が由来ではないかと考えられています。
ゼリー 種類
ゼリーの種類
- 果物や果汁を使用したゼリー
- コーヒーや紅茶を使用したゼリー
- 1個ずつになったポーションゼリー
- 寒天ゼリー
- ゼリー飲料 など
→様々な味、食感のゼリーがあります。
ジュレってなに?
ジュレとは?
水分を多く含んだ柔らかい「トロっとした食感」のものを指すことが多いです。
見た目は「キラキラ」としているのが特徴です。
ゼリーと同じように固めた後、フォークなどでクラッシュしています。
ジュレ本来の意味は凍らせたものという意味で、イタリア語のジェラートと同じです。
ババロアとは?
ババロアってなに?
ババロアとは?
卵・牛乳・砂糖などで作ったカスタードソース(アングレーズソース)とゼラチン、生クリームを合わせ、冷やし固めたフランス菓子のことを指します。
ババロアという名前はフランス語で「バイエルンの」という意味を持ちます。かつてドイツ南部に存在したバイエルン王国でフランスシェフが考案したと言われています。
ゼラチンによるプルンとした食感と、乳製品によるミルキーな風味、滑らかな舌触りが特徴的です。
ババロア おすすめの味
ジュースで作るババロアの味 オススメの味は?
100%ジュースで作るオススメの味
- もも
- パイナップル
- マンゴー
→100%ジュースで馴染みのある「Dole(ドール)」、「Tropicana(トロピカーナ)」などで自分のお好みのババロアを作っみてください。
他の味も気になる人はこちらをご覧ください!!
グラスデザート
どんな容器がいいの?
ババロアやゼリーの場合、色鮮やかな仕上がりにになるため透明な容器に入れると側面が見えてオススメです。
今回使用した容器はこれです!!
グラスの収納がなくて困っている人はこちらがオススメです!!
『cotta』 スタッキングワイングラス2個セット
グラスで一番困るのが、収納場所ではありませんか?
スタッキングできるグラスは、重ねて収納できるので、何個か揃えても邪魔にならず便利です。
1個あたり250mlの容量があります。
グラスの半分くらいまでプリンやムースを流せば、ちょうど一人分のデザートカップとしても使えます。
ゼリーやパフェにも、程よい大きさで様々な用途があります。
材料(グラス6個分)
材料(グラス6個分)
オレンジババロア
- オレンジ100%ジュース:200g
- グラニュー糖:60g
- 卵黄:2個(約40g)
- 生クリーム35%:150g
- ★ゼラチン:5g
- ★水:35g
オレンジジュレ
- オレンジ100%ジュース:200g
- グラニュー糖:40g
- ★ゼラチン:5g
- ★水:35g
- みかん缶(小):1つ
*無くても大丈夫です。
オレンジババロア 作り方
工程とポイント
①材料を準備する
今回は『Dole』のオレンジを使用しました!!
オレンジジュースはお鍋に計量しておきましょう!
この後オレンジジュースを火にかけるため、あらかじめお鍋に計量することで洗い物を減らしましょう。
②オレンジジュースをあたためる
鍋にオレンジジュースを入れてあたためます。
40℃~50℃程度にあたためてください。
③グラニュー糖、卵黄を混ぜる
ボウルにグラニュー糖と卵黄を入れてホイッパーでよく混ぜ合わせます。
④③の中に②を入れる
あたためたオレンジジュースを③のボウルの中に入れます。
よく混合します。
⑤鍋に入れ戻す
④を鍋に入れなおします。
弱火にかけます。
火にかける際のポイント
たえずゴムベラでかき回してしっかり加熱します。
⑥ゼラチンをふやかす
水の中にゼラチンを入れてふやかします。
ゼラチンのふやかし方
水にゼラチンを入れる際は、水全体に広がるようにふり入れます。
→ゼラチンを早くふやかすためです。
⑦鍋にゼラチンを入れる
鍋の火を止めて、ゼラチンを加えます。
全体をよく混ぜます。
鍋の火を止める理由
ゼラチンを入れる目的は凝固させるためです。
ゼラチンに熱をかけすぎてしまうとゼラチンのもつ凝固力を低下させてしまいます。
→必ずしも固まらなくなってしまうわけではなく、凝固力が下がってしまいます。
⑧ストレーナーで濾す
ゼラチンの溶け残りなどを取るために、⑦をストレーナーに通します。
ダマのないきれいな生地にするためです。
⑨⑧を氷水にあてる
⑧でストレーナーを通した生地を氷水の入ったボウルにあてます。
生地にとろみをつけるためです。
写真のように少しとろみがついてきたら大丈夫です。
どうして「とろみ」をつけるの?
このあと生クリームと合わせます。
生クリームと合わせる際にとろみがついていないと、粘度の差によって冷やしたとき分離してしまいます。
→生クリームときれいに合わせるためにとろみをつけます。
⑩⑨を生クリームと合わせる
生クリームを作る
生クリームを泡立てて、8分立て生クリームを作ります。
デコレーションをする生クリームに比べ、やや緩い状態で大丈夫です。
8分立ての生クリームを2回にわけてオレンジジュースの入ったボウルに入れます。
ホイッパーでよく混合してください。
生クリームを2回に分けて入れる理由
一度に生クリームを入れてしまうと粘度の差によって混ざりにくいので分けて加えます。
生クリームが混ざったら、再度氷水にあてます。
⑪生地を流し入れる
少しとろみがついたら、グラスに注ぎます。
グラスに注いだら、冷蔵庫で冷やします。
この後、上部にオレンジジュレを流すので、5~6分程度まで生地を流し入れれば十分です。
これでババロアの部分は完成です。
生地を流すかたさがポイント
ババロアに少し「とろみ」がついたくらいで流さないときれいに流せません。
少しとろみがついていることで、気泡が入りにくく滑らかな生地になります。
固まり始めると凝固がどんどん進み、生地が「ボソボソ」になってしまいます。
冷やしている間にオレンジジュレを作ります。
オレンジジュレ 作り方
工程とポイント
①材料を準備する
缶詰みかんは無くても大丈夫です。
シンプルにしたい場合は、なくてもOKですし。少し華やかにしたい場合は用意してください。
②お鍋にオレンジジュースとグラニュー糖を入れる
オレンジジュースとグラニュー糖はお鍋に一緒に計量してください。
このお鍋を火にかけます。
グラニュー糖が溶けて、40℃~50℃になったら火を止めます。
③ゼラチンをふやかす
水の中にゼラチンを入れてふやかします。
ゼラチンのふやかし方
水にゼラチンを入れる際は、水全体に広がるようにふり入れます。
→ゼラチンを早くふやかすためです。
鍋の火を止めて、ゼラチンを加えます。
全体をよく混ぜます。
鍋の火を止める理由
ゼラチンを入れる目的は凝固させるためです。
ゼラチンに熱をかけすぎてしまうとゼラチンのもつ凝固力を低下させてしまいます。
→必ずしも固まらなくなってしまうわけではなく、凝固力が下がってしまいます。
ゼラチンが溶けたら、ストレーナーに通してください。
ゼラチンの溶け残りを取り除くためです。
④オレンジジュレを1cm程度流し入れる
先ほど作ったババロアの上部にみかんを3個~4個のせます。
とろみがつく前にみかんを置いたババロア上部に1cmほどまで生地を流しいれます。
⑤生地を氷水にあてる
生地にとろみをつけるため、生地の入ったボウルを氷水にあてます。
⑥生地にみかんを入れる
少しとろみがついてきましたら、みかんを投入します。
みかんを入れて再度氷水にあてます。
写真のようにやや固まった状態になりましたら、みかん入りオレンジジュレの完成です。
⑦みかん入りオレンジジュレをのせる
⑥でできた生地をフォークで崩し、クラッシュします。
クラッシュの意味とは?
崩壊、破壊といった意味です。
クラッシュゼリーとは?
ゼリーをスプーンやフォークで崩したものを指します。
みかん入りオレンジジュレをのせます。
写真の右がオレンジジュレをのせる前の状態です。
一方で、左がオレンジジュレをのせた状態です。
オレンジジュレをのせると、見た目がキラキラしていて立体感が生まれます。
→よりおいしそうに見えます。
⑧完成
お客さんに出す場合は、ミントなどをのせると緑が入ってさわやかな仕上がりになります。
日持ちについて
保存方法
おいしいうちに食べたいなら。。
冷蔵庫で3~4日以内に食べてください。
*ラップはしっかりつけてください(ニオイ移りする可能性があります)
1週間以内であれば食べられます。
しかし、4日を越えてくると水分がとんでしまうため、ややしっかりとした(固め)の食感になってしまいます。
→ババロアの滑らかさが失われてきます。。
また、くだものなどのトッピングあり、なしによっても変わってきます。
*あくまでも目安として参考にしてください。
まとめ
家にあるジュースでサクッと夏らしいさっぱりデザートを作ってみませんか?
上部のジュレによって見た目もキラキラしていて子供にも人気です。
また、2層になっているので味の変化も楽しめて、簡単だけど凝ったデザートに早変わりします。
味のバリエーションも豊富なので、作り方さえ覚えてしまえば応用が効くレシピになっています。
ぜひ、みなさんの好みの味で試してみてください!!
- 混ぜるだけで簡単に作れる
- さっぱりしていて暑い時期におすすめ
- 味のバリエーションが豊富
- 見た目も美しい
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