こんにちは!あおぺこです。
本日は、
『オリーブオイルが苦い・辛い原因とは?保存方法はどうしたらいいの?』
について解説します!!
最近ではオリーブオイルが食卓にある家庭も増えているのではないでしょうか。
オリーブオイルは身体にいいイメージが根付き、油の中でオリーブオイルを積極的に使用する人も多いかもしれません。
また、レストランに行くとパンと一緒に提供された経験があるかもしれません。
オリーブオイルはそのままでも調理としてでも使用される万能油です。
しかし、中には苦かったり美味しくないと感じるものにあたってしまったこともあるかもしれません。
では、どうやっておいしいオリーブオイルを見極めたらよいのでしょうか。
では、早速見ていきましょう!!
- オリーブオイルの風味の違いについて原因を知りたい人
- おいしいオリーブオイルを知りたい人
- オリーブオイルの保存方法を知りたい人
目次
オリーブオイル苦い・辛い原因
どうしてオリーブオイルは苦い・辛いの?
オリーブオイルを食べた際に感じる苦味、辛みは、オリーブに含まれるポリフェノールによるものです。
オリーブオイルは気候に左右されるため、同じ産地の同じ品種でも、その年の天候や収穫時期などによって辛味、苦味の強さに差がでます。
その辛みや苦みが産地であるイタリアでは必要みたいです!!
オリーブオイルの産地としてはイタリア、スペイン、ギリシャ、チュニジア、トルコ、シリアなどの国があげられます。
オリーブオイル苦い原因は産地の食文化が関係している⁈
苦みや辛みが強い味のオリーブオイルを好む食文化とは?
イノシシなど臭みのある食材を食べる傾向があります。
いわゆる、「臭み消し」のためにオリーブオイルを使用していました。
伝統的なイタリア料理のレシピには、コショウを使ったものがありません。
中世イタリアにはコショウは存在していました。
しかし、コショウは大切な商品として重宝していました。
よって、臭み消しとしてハーブやオリーブオイルを使用していたみたいです。
オリーブオイル 苦み・辛みの対処法
オリーブオイルが苦い・辛い場合の対処法
苦みを感じる場合:
サラダに使用する際には、チコリなど苦みの強い野菜の替わりに使ってみるのはいかがでしょう。
→全体の野菜の種類を調整してみるといいかもしれません。
辛みを感じる場合:
サラダやカプレーゼにはツナやアンチョビを一緒にトッピングすると辛みがやわらぎます。
→辛味が臭み消しの役割を果たして全体のバランスが取れます。
苦みが強すぎる場合はどうしたらいいの?
味が落ち着くまで待つのをお勧めします。
苦み辛みの元になるポリフェノールは、時間経過と共に減少していきますので、段々辛味苦味が少なくなってきます。
極端なことをいうと、もの凄く苦いオリーブオイルは、賞味期限が切れたあたりから、食べやすくなるイメージです。
オリーブオイルの辛味や苦みは、温かい料理に使用すると、香りが飛ぶため感じにくくなります。
よって、パスタの仕上げなどに使用しても、あまり辛み苦みは気にならないと思います。
それでも苦みが気になる人はこのオリーブオイルがおすすめです!!
苦みの弱い日本人の舌に合わせて改良したオリーブオイルなので、そのままでもおいしく味わえます!!
オリーブオイル まずい理由
前提として。。
苦味・辛みを感じるのはポリフェノールが原因です。
オリーブオイルがまずい理由
ここでのまずいとは、「油っぽかった」とします。
- 保管状態が悪かった
- 遊離脂肪酸と言われる成分が増えてしまった
ことが考えられます。
上記の「苦み・辛み」「油っぽい」以外の味を感じた場合は、エキストラバージンオリーブオイルでなかったと考えられます。
本来、オリーブオイルの中で、エキストラバージンオリーブオイルと呼ばれているレベルの高い油は、飲んでも油っぽくありません。
オリーブオイル 遊離脂肪酸とは?
オリーブオイルは熱が加わると、遊離脂肪酸が増えます。
遊離脂肪酸とは?
人の体内で例えると、中性脂肪が分解されて作られ、体を動かすエネルギーになるものです。
使い切れなかった遊離脂肪酸は、肝臓に戻って中性脂肪になります。
これらは、多すぎると健康診断で出てくる血中中性脂肪の数値が上がります。
味覚としてあらわすと、「油っぽく」感じる成分です。
オリーブオイルでも同じような状態になるため、保管状態が悪いと遊離脂肪酸が増え「油っこく」なってしまいます。
保管(保存)方法においては後程説明します。
オリーブオイルは価格に注目!
おいしいオリーブオイルの見つけるためには、本物のエキストラバージンオリーブオイルを見つけることです!!
どうやって見つけるの?
価格や保管状態に注目しましょう!
- 最低でも1リッターあたり3,000円以上のオリーブオイル
- 光に弱いオリーブオイルを守るためにちゃんと遮光ボトルに入ってる
無味無臭のピュアオリーブオイルはまずいです。
このオリーブオイルは油の味が全面にします。
理由
ピュアオリーブオイルは、精製過程で高温の蒸気を使用したりしますので、熱が加わっています。
それにポリフェノール類も全部取り除かれているので、エキストラバージンオリーブオイルの良いところが、ほとんど残っていません。
本当においしいオリーブオイル紹介
- ポリフェノールが豊富なエキストラバージンオリーブオイル
- 苦みの弱い日本人の舌に合わせて改良したのでそのままでも味わえる
- 日本の四季に合わせてブレンドしているので毎日使っても飽きないおいしさ
オリーブオイルはどんな料理にも合いますので、1年を通して旬の食材に合わせてオリーブオイルの風味も調整してくれているのはうれしいですね!!
オリーブオイルで毎日をおいしく健康的にしてみてはいかがでしょうか。
一度試してみてください♪
気になる人はこちら!!
オリーブオイル保存方法
オリーブオイル 暗くて涼しい場所
オリーブオイルは「暗くて涼しい場所」で保存しましょう!
オリーブオイルの弱点は、「光、高温、空気」
それらを避けるように保存するのがポイントです。
どうして暗くて涼しい場所に保存するの?
オリーブオイルに熱が加わると遊離脂肪酸が増えます。
遊離脂肪酸が増えると、「油っぽく」感じます。
エクストラバージンオリーブオイルの遊離脂肪酸の国際基準は0.8%です。
37℃の環境下なら、半年くらいでエキストラバージンオリーブオイルの国際基準を超えます。
37℃で6ヶ月なら消費っするまで十分に期間がある!
また、日本において、37℃以上の時期は半年もないから安心!
と、思ってしまいがちですが、この半年の期間には輸送に要した時間も含まれています。
ですから、温度管理していないコンテナを使用して船で運んだ場合。。
イタリアから日本まで約2ヶ月を要するので、37℃の環境下に置かれていたら日本に着いた段階で、残り4ヶ月以下ということになります!
良い状態でオリーブオイルを消費するまでの期間は案外短いのです。
日本にはエクストラバージンオリーブオイルの基準がありません。
あるのは「食用オリーブ油」というカテゴリーだけです。
食用オリーブ油の酸度基準は2%以下ですから、例え酸度が0.8%を越えていても法的に問題はありません。
経過した時間の調べ方
イタリア産の場合、オリーブオイルの賞味期限は製造から18ヶ月です。
多くのイタリアのオリーブオイル生産者は、瓶詰め(出荷)から18ヶ月で設定してくるので、残りの賞味期限から逆算すると、そのオリーブオイルが、どの位の時間が経過したか知ることができます。
冷蔵保存 白い沈殿大丈夫⁈
オリーブオイルが白く固まる理由
オリーブオイルは10℃以下になると白い粒の沈殿が生じたり、白く濁ったりします。
よって、低温で保存するために冷蔵庫に入れておくと白く固まってしまいます。
白く濁っていても、オリーブオイルの成分の一部が低温で固まって起こる現象なので、異物や不純物、カビではありません。
凝固・白濁した(白く固まった)オリーブオイルはどうしたらいいの?
- 容器ごとぬるま湯などにつける
- 暖かい場所に置く
→透明な油に戻るので心配ありません。
品質においても問題ありません。
よって、安心して使用できます。
固まってしまうと使用したいときにすぐに使えず不便なので、常温暗所での保存がおすすめです。
まとめ
今回は、『オリーブオイルが苦い・辛い原因と対処法成分』についてご紹介しました。
オリーブオイル一つとっても種類は様々ですし、調理方法によっても風味の感じ方は変わります。
今回の記事でオリーブオイルは苦いから食べにくいと思っていた人にとって、苦い・辛い原因や対処法を知っていただけたら嬉しいです。
また、同じオリーブオイルでも保存(保管)方法によって風味も劣化してしまうので気をつけましょう。
オリーブオイルは万能な油であり、身体にもいいのでぜひ日常の食事に取り入れてみましょう!
おいしいオリーブオイルを購入したい人はぜひ使ってみてください♪
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